第一弾! 猛暑に強い野菜。
猛暑のこの夏、驚異の野菜 ”ひゆ菜/ヒユナ” -Rau dền(ザウジェン / ラウジェン (Chinese spinach 中国ほうれん草)が、我が畑で一番元気!
日本各地で記録する暑さ時期に お勧めの家庭栽培野菜です。
三、四年前から栽培した野菜の一つで、昨年から紫蘇のように実生で畑の様々な場所で発芽・成長(写真参照)。昨年は早い段階で害虫に葉っぱを喰われ大した収穫はしなかったが、今年は猛暑のせいか害虫が少なく毎日 収穫できます。
モロヘイヤのように若葉の先端を茎ごと採るのが良いようだ。猛暑・干ばつにも強くモロヘイヤより成長が早く柔らかいーーーー!
収穫後、日持ちがよく 萎れても水で浸せばピンシャンになります。
育て方:
ヒユナを育てる!? 簡単。勝手に育ちます。猛暑・干ばつにも強く、紫蘇のように実生で畑の様々な場所で発芽・成長します。
実生のラウジェン(落花生と共存)
栄養 効能:
栄養価は高く、別名「スーパーグレイン(驚異の穀物)」と呼ばれ、メキシコ・ペルーなどの中南米でインカ文明の頃から栽培され、日本でも健康食品として注目されてる穀物ですが、ベトナム・中国などアジア諸国では葉と茎を食べるのが一般的です。
ベトナムではラウジェンを主にスープとして食べるのですが、ラウジェンを茹でるとスープの色が赤く染まることがあり、これはアントシアニンという成分です。アントシアニンはポリフェノールの一種で、視覚機能を改善したり眼病予防になると言われています。
又 老化の原因になる細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があるため、アンチエイジングのサプリメントにも含まれる成分です。ラウジェンを頻繁に摂取することで、若さを保つことができるかもしれません。
その他に、カロチン・カルシウム・鉄分・たんぱく質・ビタミンを含んでおり、特に鉄分はほうれん草の2倍もあるそうです
食べ方:
食べ方は生野菜としても食べれるが、ほうれん草と全く同じ使い方ができます。
ベトナムでは「体の熱を逃がす野菜」として知られており、夏の暑い時期に食べると良いとされ、暑さで吹き出物ができてしまった時などに食べると症状が改善されると言われています。
用途:
- 生野菜
- 和え物
- 味噌汁・吸い物の具
- 天ぷら(茎ごと)
[日] ヒユナ(莧菜)、アマランサス、ジャワホウレンソウ、バイアム
[越] Rau dền(ザウジェン / ラウジェン)
[英] Amaranth、Chinese spinach(中国ホウレンソウ)
[学] Amaranthus tricolor spp.mangostanus(ヒユ科)
[原産] 熱帯アメリカ、熱帯アジア
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