squash
# | 自由人お薦め | 名前:果菜類 | 英語名 | 難易度 | 種播月 | 収穫月 | 種類 |
14 | 😊😊😊 | 宿儺(すくな)かぼちゃ | squash | まあまあ | 3〜4 | 7〜9 | 果菜類 |
🎃カボチャ(南瓜/かぼちゃ)育て方と栽培のコツ 栽培
夏 秋野菜の王者「かぼちゃ」
『かぼちゃ』とは
原産地は南米といわれ、日本へは16世紀にポルトガル船によって伝えられました。東南アジアのカンボジア産と伝えられていたことから、カンボジアがなまって「かぼちゃ」と呼ばれるようになったとか。最初に伝えられたのは日本かぼちゃと呼ばれ、現在よく食べられている西洋かぼちゃは明治時代ごろに導入されたそうです。
『種 類』
かぼちゃは、大きく分けて次の3種類があります。ひとつは最初に日本に伝来してきた「東洋カボチャ」、その後広まった「西洋かぼちゃ」、そして細長いものや小型のものが多い「ペポかぼちゃ」です。
カボチャ ! 南瓜 ! かぼちゃ !
自由人のカボチャ三昧🎃
1)「東洋カボチャ」
2)「西洋かぼちゃ」
◉坊ちゃんかぼちゃ
3)「ペポかぼちゃ」
◉ 宿儺かぼちゃ(写真参照)
宿儺かぼちゃ(6/21)
栽培は容易
もともと岐阜県高山市丹生川町周辺でお家で食べる用の野菜としてしか作られていない品種でした。そのかぼちゃを特産品にしようという声があがり、2001年に「宿儺かぼちゃ」と命名され販売されるようになったのがはじまりです。
宿儺かぼちゃの「宿儺」は、この地域に昔から伝わる神話の主「両面宿儺」にちなんでつけられました。両面宿儺は神話の中では妖怪のように表現されていますが、農耕の指導者として地域の人たちには神様のように親しまれていたそうです。
そんな「両面宿儺」のようにたくさんの人々に親しまれてほしいという思いをこめて「宿儺かぼちゃと名付けらたと言われています。
宿儺かぼちゃの一番の特徴はやはりその見た目です。普通のかぼちゃが楕円形で丸い形というのに比べると、細長くヘチマのような形になっています。長さは約50cmがあり、重さはだいたい2.5kg~4kgほどのものが多く流通しているようです。
ロロンと宿儺かぼちゃ共存(6/21)
実は肉厚で、加熱すると甘くホクホクした食感でとても甘みがあります。一般的な栗カボチャと同じくらい甘く、デザートなどを作るのに向いているでしょう。また、その変わった形状から、輪切りにしたり薄くスライスして料理にしたりと変わったアレンジが楽しめるので、料理人からの支持も多くあるようです。普通のかぼちゃより皮の青臭さが少ないので、栄養たっぷりの皮の部分も合わせてポタージュを作るもよさそうですね。
自由人のかぼちゃ「宿儺・栗(えびす)・ロロン(中)・バターナッツ」
『栄養価』
「冬至にかぼちゃを食べると長生きする」ということわざがあるように、冬に食べるイメージが強いかぼちゃですが、実は収穫の一番のピークは夏〜初秋の間。収穫したてのかぼちゃは甘味が弱いので、風通しの良い日陰で1カ月ほど保存して追熟させてから出荷します。収穫時期と旬の季節にズレがあるのはこのためなのですね。
栄養的に見たかぼちゃの特徴は、なんといってもβ-カロテンとビタミンEが豊富なこと。カロテンは皮膚や粘膜の健康維持を助け、目の健康を守ります。ビタミンEは抗酸化作用により細胞の健康維持を助けます。また、食物繊維、ビタミンC、カリウムや鉄分などのミネラル類をバランスよく含んでいます。
かぼちゃの栄養は身だけではなく皮や種にも多く含まれています。加熱調理するときは皮ごと調理がおすすめ。果肉の5倍もβ-カロテンを含む種は、よく洗ってぬめりを取った後、天日で数日乾燥させて皮をむき、軽く炒ってビンに入れて保管しておくと、サラダのトッピングやシリアルに混ぜたりなど、さまざまな楽しみ方ができます。
『栽 培』
6種類の栗カボチャ・宿儺かぼちゃ・ロロン・ズッキーニ・バターナッツ・越南かぼちゃの種を3月中旬、種まきポットに播き発芽装置へ(写真参照)、ズッキーニのみ約1週間で発芽、苗育成保温ケースに移動育成(写真参照)。他のかぼちゃ類も徐々に発芽、移動。育成ケースで本葉が4.5枚になったら黒マルチした畝に定植。株間はプロは約1m 広けるようだが、素人の私は沢山の苗(それぞれ2〜6株)を植え放置する農法なんで約60cm です(人工授粉はせず蜂などに任す).
苗育成ケース(5/8、透明なカバーにて20℃前後を維持)
『収 穫』
へたが褐色あるいはコルク状になってから収穫、かぼちゃの甘みを出すには涼しい日陰で熟成(約1ヶ月)させる。
ズッキーニだけは、キュウリ・ナス同様に新鮮なうちに食す。
岐阜県より産地直送 JAひだ 宿儺かぼちゃ(すくなかぼちゃ) 約4キロ(約2キロ×2本) 南瓜 カボチャ | ||||
|