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自動車産業の現状と将来はーー(2)

更新日:

もう少し世界の自動車メーカーの現状況とブランドを調べて見ます。

 ●世界の乗用車ブランド別販売台数(2017年)

1)トヨタ 938万台(9.2%)

2)GM 797万台(7.1%)

3)VW 623万台(6.8%)

4)日産 581万台(5.4%)

5)ホンダ 522万台(5.3%)

6)フォード 491万台(5.2%)

7)現代自動車 451万台(4.6%)

8)ルノー 376万台(3.3%)

世界第一位は「トヨタ」です。前述の表で販売台数第一位は「VW」とされているものの、これは「グループ」であり、シュコダやセアト、アウディ、ポルシェなどを加えた台数です。前述の表では「日産」も第二位と報じられているが、「ルノー」に「三菱」ダチアなど加えた台数。純粋なブランド別の販売台数を調べてみますと、けっこう意外な状況のようです。

とにかく「トヨタ」の台数が圧倒的です!「GM」の場合、大半を北米と中国だけで500万台以上販売した台数。「VW」は中国市場の台数が3分の2を占めている。「トヨタ」は北米と中国、日本、欧州、その他の地域を幅広くカバーしているのです。一国に対する依存性の低さは「トヨタ」の強み。さらにダイハツだけでなくスバルも子会社でこそないが関連企業であり、全てを含めたら世界一のメーカーです。

又 驚くべきは「ホンダ」の台数です。なんと522万台と「VW」の623万台の背中が見えている。否 圧倒的な差を付けられている中国市場を除けばホンダの圧倒的な優勢なのです。「ホンダ」は自動車の他 バイクの台数も強烈です! 2017年の正確な台数が出てないものの1100万台を超えること確実。金額ベースじゃなく台数ベースで考えたら強烈なプレゼンスを持っていると考えていいです。

「日産」も大健闘していると言えます。日本でこそ存在感薄まりつつあるが、北米と中国で強い。「トヨタ」と同じくバランス良いのです。日本市場に注力してくれたら楽しいクルマが出てくるでしょうーーー。(参考文献:「MOBY」)

 ●2017年の車種別販売台数トップ20

世界全体での販売台数が最も多かった上位20車種は、以下のとおりとなっている。

1. トヨタ カローラ:116万495台
2. ホンダ シビック:83万3017台
3. フォルクスワーゲン ゴルフ:78万8044台
4. トヨタ RAV4:78万6580台
5. ホンダ CR-V:75万3359台
6. フォード Fシリーズ ライトデューティー:73万596台
7. フォード フォーカス:65万6071台
8. フォード エスケープ:63万2529台
9. フォルクスワーゲン ポロ:61万4827台
10. トヨタ カムリ:56万9760台
11. 五菱 宏光(ウーリン ホングァン):53万4251台
12. 日産 キャシュカイ:52万6970台
13. ホンダ アコード:52万4914台
14. トヨタ ヤリス ハッチバック:51万8736台
15. フォルクスワーゲン ラヴィーダ:51万4589台
16. ヒュンダイ ツーソン:48万4322台
17. フォルクスワーゲン ティグアン:47万158台
18. シボレー シルバラード:46万5319台
19. トヨタ ハイラックス:45万9984台
20. 哈弗(ハバル) H6:44万8188台

自動車業界を専門とする英コンサルタント、LMCオートモーティブによると、SUVの販売台数は2017年、世界全体で前年比12%増加。同3%増となった業界全体の伸び率を大幅に上回った。

ただ、乗用車の販売台数は同2%減となっており、この傾向は昨年より以前から続いている。2013年以降、販売台数はSUVが87%増えたものの、乗用車は8%減少した。

一番人気は世界で今も「小型車」のようだ

市場が変化していることは明らかだ。だが、少なくとも現時点では、世界全体で見れば依然として、小型車と「経済的」なセダンの販売台数がSUVを上回っている。

世界で最も人気のある車は、トヨタ「カローラ」だ。1966年以降、世界全体で4300万台以上を販売した。カローラの生産工場は、米ミシシッピ州とカナダを含め、世界各地の16か所にある。私も約20年前に 「タイトヨタ」の1000台限定「カローラ」のフルバンパー製作に協力したねーー。

(参考文献:「Forbes Japan (business 2018,1,11)」より)

 

● 今後 日本の自動車産業が直面する課題(1)

1)「電気自動車」が従来の自動車に変わり主役になる。

2)「カーシェアリング」が普及して市場の生産台数が減少する。

3)自動車生産の優良工場が「不良資産」になる。

4)「半導体企業」が自動車の制御システムを支配する。

5)「イー・パレット・コンセプト」が自動車産業の付加価値を搾取する。

注)「イー・パレット・コンセプト」とは、4〜7m前後の全長を想定した低床・箱型・バリヤフリーの空間を持つEVです。トヨタ自動車の豊田章男社長は、昨年の1月9日ラスベガスでの家電見本市「CES」で、「トヨタ自動車」は将来 人々の移動を補助する会社「モビリティ・カンパニー」への転換を宣言したのです。その象徴が「イー・パレット・コンセプト」なのだ(詳細は次のプログにて)。


(参考資料:「LIMO Life & Money,2018,4,18青山」、「 livedoor ニュース BLOGOS 2018,1.29片山」etc.)


次回は「自動車産業の将来は(3)トヨタの方針!」です。

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