5月12日 今年4回目の釣りにやっと釣果が出ました。やはり海釣りは「ギマ」釣りからです。
出港は6時10分、日の出は5時前で本日は曇っていたが全体的に明るいです。早朝は微風でしたが、北西の風が肌寒く長袖に毛糸のベスト、更にジャンパーが必要でした。
下の右写真は、師崎沖約10kmにある通称「中之島漁礁」水深25〜30m、見えるのは名古屋港金城ふ頭に向かう豪華客船です。ここでの釣果は22cm大 「真鯛」一匹だけで、生き海老の餌でも餌が無くならず、しかも小潮で潮が動かず最悪で午前10時で場所の変更ーーー。
下の左写真は師崎のノッポビルと佐久島の海峡?水深約15〜17mの砂場にて「ギマ」」狙いの釣り。勿論 釣竿・仕掛けも「ギマ釣り」専用に変えた。「ギマ釣り」は置きザオで充分で、早合わせはダメですーーー。引きが強く走るので、柔らかい「ギマ」「キス」専用竿で掛かると堪りません。
佐久島近くの砂地 浅場で午前11時位には25〜35cm大の「ギマ」が釣れだし、やっと釣り気分になって缶ビールを飲みだしたよ。
下の写真は釣り船の生簀、生簀から出し飛び跳ねてる40cm近い「ギマ」です。二人で15匹は少ない方で、「ギマ釣り」はこれからが本番のようです。
自宅の台所でまだ生きているのもいたが、「ギマ」の特徴は立つことだ!
下の写真は「ギマ」の皮を剥ぎ、頭・内臓を処理した状態で、15匹を捌くのに1時間半かかりました。これは大変な作業で、ここまで処理すれば刺身・煮魚・フライなど容易です。真鯛の大きさが22cmなんで「ギマ」の大きさは35cmは充分にあります。
下の写真は「ギマの刺身」と「肝のポン酢和え」、塩茹で「グリンピース」と「ギマのフライ」。
「刺身のつま」は「春大根」と「パセリ」。「ギマ肝和え物」の青物は「パクチー」。勿論 塩茹で「グリーンピース」は我が畑産。「ギマフライ」に付く青物は「バターレタス」。全て 我がオーガニック野菜畑で本日収穫したものです。
「ギマ」の名前の由来は、体色が銀色で馬のような顔であるから「銀馬」=「ギマ」と呼ばれる説と硬くザラザラした魚皮が「擬麻」(麻に硬い風合いを付ける事)を思いださせる事からの説がある。
愛知県一色では「ツノギマ」、三河では「タチギマ」(カワハギはホンギマ)、尾鷲では「ハリハゲ」、串本では「ツノハゲ」と呼ばれています。