私が娘が居たベトナムでベトナム野菜種を入手・栽培して数年になります。紹介する「ラウゼン(ヒユナ)」「ラウゼン・ドウ」(葉・茎 全てが赤紫色)も「パクチー」と並び気に入った野菜の一つで、自家種を蒔きますが、今年も6月中旬になると畑の至る所で発芽(実生!)します。
「ラウゼン(別名ひゆ菜)」は、ヒユ科ヒユ属の一年草で熱帯アジアが原産とされています。「バイアム」「ジャワホウレンソウ」「チャイニーズ・スピナッチ」などとも呼ばれるほか、中国では「シェンツァイ」や「インチョイ」とも呼ばれています。近年健康食品として話題になっている「アマランサス」と同じ仲間で、アマランサスが日本では一般に種にあたる実の部分を穀物として利用するのに対し、「ヒユナ」は茎葉を食用とします。(by Wikipedia )
自家種「ラウゼン・ドウ」「パクチー」「ラウゼン」を蒔き、ビニルトンネル栽培です(右写真3/20)。左写真は発芽しにくい「ラウゼン・ドウ」が発芽した(4/9)。
「ラウゼン・ドウ」は、現地種での発芽率が悪く数年上手く栽培できなかったが、昨年1本だけ大きく育ち、種子を収穫して今年自家種として蒔いたのだ(5/6)。
左に「ラウゼン・ドウ」中央に「パクチー」右が「ラウゼン」(5/6)。
左は「ラウゼン」右が「ラウゼン・ドウ」の発芽状況(5/12)
この頃は未だ 実生苗は発生してないですが、直蒔き苗は順調に育っており、先端を切り取り食卓へーー(6/5)
「ラウゼン・ドウ」は、実生では生えてこないから2回目の自家種を直播きし発芽した状態です。尚 手前左は同時期に自家種を蒔いた「モロヘイヤ」の発芽です。
6月中旬になり梅雨時で、実生の「ラウゼン」があちこちで発芽元気に育っています(どういう訳か蒔いた苗より発育が良い)。この後の写真は全て実生苗です。
「ラウゼン」には葉の色が緑一色のタイプ、葉の真ん中に赤色が混じるタイプや、葉全体が赤い物もあるようです。この緑のタイプは葉は柔らかく、色も緑というより黄緑で、茎から四方に次々大小の葉が広がっています。
さっと茹でると青臭みやクセはほとんどなく、歯触りも優しいです。赤色が混じるタイプは、茹でると色素が流出し、茹で汁が赤く染まります。ベトナム料理などでは、この色が付いたスープ料理などがあるようです。(by Wiokipedia:旬の野菜百貨)
まるで雑草のように至るところで発芽して育っていきます。
本苗に影響にない限り、そのまま育て収穫していきます。
実生苗だからか?太さ2〜3cmになり、丈も2m近くまで伸び、先端を切れば脇芽がどんどん伸びてきて、やがて小さな花を咲かせ無数の種子を周囲に散らすのだーーー。
「ヒユナ(ひゆ菜)」はベトナム語で「ラウゼン(Rau dền)」と呼ばれています。栄養価の高さから別名「スーパーグレイン(驚異の穀物)」とも呼ばれており、近年若い女性に人気のある野菜の一つです。葉と茎の両方を食べることができ、ベトナムではスープによく使用されます。味はほうれん草に近いですが、「ヒユナ」の味がアクが少ないので食べやすく、サラダのようにして食べるのもおすすめです。(by Wikipedia : VIET JO Life )