米国から入手した貴重な野菜種も有効期限を過ぎれば、発芽しないのも出てきます。苦労して蒔いても発芽しなければ何もなりません。古い種の発芽としては、「ツタンカーメン豆」とか「大賀蓮」がありますが、それは学術的な問題で、家庭菜園では新しい種の方が発芽率が断然良いのです。
「1922年に発掘されたツタンカーメン王の墓の埋葬品の中には、エンドウ豆の種があり、それを発掘者のカーター氏がまいたら花が咲き、実った。」これは事実無根の話でツタンカーメンの豆は、カーター氏を資金援助したカーナーヴォン卿の荘園が発祥。卿の業績を称えて、(発掘された豆にではなく)彼の荘園で栽培されていた豆が「ツタンカーメンの豆」と命名されたとの説があります。
「大賀ハス」は、植物学者「大賀一郎」氏が古代のハスの実から発芽・開花させたハス。1951年、千葉県千葉市検見川にある東京大学検見川厚生農場内の落合遺跡で発掘された経緯から「検見川の大賀蓮」として千葉県の天然記念物に指定されている。ウィキペディア
左写真は、昨年 私が栽培した「ツタンカーメン豆」で、右写真は「大賀ハス(平地公園の 古代蓮)」です。(Wikipedia より)
下の写真は「Vegan Seeds 」(米国産)の一部で左上から「Zucchini 」「Brussel sprouts」「Cauliflower」「Celery」「Eggplant」「ハラペーニョ(自穫)」、下左から「Jalapeno Pepper」「Big Celery」「Cabbage 」「Tomato beefsteak」「Tomato Cherry 」「Collards GA」です。
各種を3〜4ポットずつに名札を付けて蒔きました( 3/7 )。どれだけ発芽するか楽しみです。
下写真は、国産の「きゅうり」類で、前に米国産とマレーシア産のきゅうり種を蒔いたがーーー!右の信州山峡産「おいしい胡瓜(4粒)」「おいしいミニ胡瓜(3粒)」100円は、結構高い価格です。
下左写真は「ミニトマト( プリッツ、昨年の残り)」と100円/袋の信州山峡産「赤ミニトマト(3粒)」「オレンジミニトマト( 3粒)、右は「黄金まくわ瓜(昨年の残り)」と100円/袋の信州山峡産「刺身漬け瓜(約40粒)」「食用へちま(7粒)」です。
下写真は、種蒔きしたポットを畑中央にセットした「発芽・苗育成ケース(発泡スチロール箱)」に納めた状況です。又 それぞれの1ポットは「特製発芽装置」にて発芽させます。
野菜種の種類によって発芽条件が多少異なりますが、20℃前後大多数です。野菜種は、どう言う訳か種同士が近い方(濃厚接触?)が発芽しやすく、成長も早いようです。しかし これだけ蒔いても多分 1/4 は発芽しません〜ー。
夜間から朝にかけて低温(10度以下)になる為、プラスチック板やビニルフイルムで蓋をします。
信州山峡産の高価なトマト種(3粒 100円)を蒔く時に、種袋の裏をみたら面白い表現がしてありました。
「赤 ミニトマト」の生産地 中国、「オレンジ ミニトマト」の生産地 タイーーーー?
どちらも発芽率 80%以上 とありますが、3粒しかないのに80%の発芽を考えると頭が痛くなりますねーーー!
そして末尾に「種子と責任 結果不良の責めは、お買い上げ代金範囲内とさせて頂きます。」
皆さんはどう思いますか?