昨年の「サトイモ( 八名丸)」栽培は、日当たりの悪い赤土土壌「第二オーガニック野菜畑」で、マアーマアーの出来でした。今年はサバ土での栽培で、垣根よりのヤヤ低く日当たりの悪い場所を選びました。又 催芽させた種芋を充分に間隔をとって埋めて、その間隔の間にコンパニオンプランツ「大生姜」も埋めました。8月の干ばつ期も水やりは欠かす事はなかったです。
三年目になる「サトイモ( 八名丸)」栽培は、昨年から何となくコツが分かってきたようです。だが 上手く出来た土壌での連作が出来なく、4〜5年あけての栽培なのです。11/11 のブログで試し掘りした件を報告したが、その後に2株掘りこれらも出来はよかったです。
今回は東京在住の次女宅・三女宅二ヶ所に野菜などと一緒に送るために、畝の中心部の一番大きい株とその隣の株を選び掘りました(11/26 )。下写真は彫った後ですが、未だ15株位は残っていて、葉っぱは青々としてます。
「サトイモの収穫」の時期は、葉の緑が黄化し始め、葉が少し垂れたころです。 サトイモは寒さに弱く、1〜2回霜を受けただけで葉は容易に枯れてしまいますが、このころが収穫期の限界です。(Google; jaiga or.jp )
下写真は掘った「サトイモ( 八名丸)」2株、土が付いたままの状態で、親芋の周りに小芋・孫芋が付いています。手前は一緒に掘れた「大生姜」ですが「小生姜」ですね(11/26)!
下写真は一番大きい株の土を落とし、親芋から小芋・孫芋をバラした状態です(11/26)。
下は上の「サトイモ( 八名丸)」の親芋・小芋・孫芋の根を切った写真で、一株にこんなに沢山有りました。親芋の直径は13cm 、重さは 1.7kgでした。
下写真は、もう一つの「サトイモ( 八名丸)の株です(11/26)。
下写真は、上の「サトイモ( 八名丸)」の一株。小芋が約10個・孫芋が約7個?
一般に販売されているのは「小芋」「孫芋」で、「親芋」は別に販売されているようです。(下右写真は「レイバンでの販売」Google ; noupro.jp )
「サトイモ」は、じゃがいもと同じように、芋(種芋)から芽が生えてそれが新たな芋になります。その芽の中でも一番最初に芽を出した部分を親芋と呼びます。
親芋のあとについてくるようにまわりに生えてくる芋の事を小芋、さらに小芋の後に生えてくる芋を孫芋と呼びます。この親、子、孫と次々と生まれる様が、昔から日本では子孫繁栄の象徴として縁起が良い食べ物だと正月にはお節料理として使用されてきました。
親芋と小芋の栄養価や味・食感の違い
親芋の栄養価は小芋・孫芋とそれほど変わりません。里芋は栄養価が高く特に「ガラクタン」と「リグナン」が身体にうれしい効能があります。
1.コレステロールを下げる 2.高血圧予防 3.肥満予防
親芋や子芋に含まれるガラクタンやリグナンには、以上の様な効果が期待できます。また、「リグナン」は体内の酸化防止といったアンチエイジング効果が期待できます。味の方はというと親芋も小芋・孫芋もそれほど変わりません。食感は、小芋・孫芋に比べると多少硬いことがありますが、里芋特有のぬめりは一緒です。(Google ; chisou-media.jp)