1月5日 平年と全く異なる正月が過ぎました! 否 正月は なかった!
皆さんもきっと同じ心境だろうと推測します!
さて テーマ 『「インフルエンザ」と「新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)」の違い』ですが、私の意見より専門家が述べてる WEB を調べて掲載しました。
2019年末に発生してから瞬く間に世界中に広がり、正月を明けてもなお猛威をふるっている「新型コロナウイルス感染症」。そんな中、インフルエンザの季節が今年もやってきました。両者は似ている点が多いのですが、いくつかの違うポイントを正しく知ることが予防のカギとなります。
「新型コロナウイルス」と「インフルエンザウイルス」は、大きさも形も非常によく似ています。いずれも直径約100nmの球状で、カプシドというタンパク質の殻の中にゲノム(遺伝物質)が入った、ウイルスでは一般的な作りになっています。
ウイルスには、カプシドがエンベロープと呼ばれる脂質膜で覆われたものと、そうでないものがありますが、新型コロナとインフルはいずれもエンベロープを持つウイルスです。このエンベロープは、アルコールや石鹸に弱いという特徴があります。
また、両ウイルスとも、表面にタンパク質がとげのようについています。ウイルスが人体に感染する際、このタンパク質が人体の細胞にある受容体と結合します。新型コロナとインフルは表面についているタンパク質の種類が違うので、対応する受容体も異なります。
「新型コロナウイルス」に対して働く受容体はACE2(angiotensin-converting enzyme 2)といいます。ACE2は肺、腸、腎臓、眼、脳など多数の臓器の細胞に存在しています。このため、「新型コロナウイルス」によって障害を受ける臓器も多岐にわたると考えられています。(以上 Google;saiseikai.or.jpより抜粋、右上図は、tokyo-np.co.jp)
インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の相違点
インフルエンザ | 新型コロナウイルス感染症 | |
潜伏期間 | 1-2日 | 1~14日(平均5.6日) |
無症状感染 | 10%(無症状患者では、ウイルス量は少ない) | 数%~60%(無症状患者でも、ウイルス量は多く、感染力が高い) |
ウイルス排出期間 | 5-10日(多くは5~6日) | 遺伝子は長期間検出するものの、感染力があるウイルス排出期間は10日以内 |
ウイルス排出のピーク | 発病後2,3日後 | 発症日 |
重症度 | 多くは軽症~中等症 | 重症になりうる |
致死率 | 0.1%以下 | 3-4% |
ワクチン | 使用可能だが季節毎に有効性は異なる | 開発中であるものの、現時点では有効なワクチンは存在しない |
治療 | オセルタミビル、ザナミビル、ペラミビル、ラニナミビル、バロキサビル マルボキシル | 軽症例については、確立された治療薬はなく、多くの薬剤が臨床治療中 |
ARDS※の合併 | 少ない | しばしばみられる |
※ARDS・・・急性呼吸窮迫症候群。重度の呼吸不全となる症状の総称。
同時期の流行が懸念されるインフルエンザと新型コロナウイルス感染症。
日本感染症学会は、「一般社団法人日本感染症学会提言 今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて」にて、現段階(最終更新日:2020年10月1日)で明らかとなっている相違点をまとめています。(Google;yonemorihp.jp)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の特徴は、
症状の有無ワクチン接種の有無などにより程度の差があるものの、しばしば高熱を呈する発熱に加えて、味覚障害・嗅覚障害を伴うことがある。
- 感染しても無症状であることも多く、無症状患者でもウイルス量は多い。
- 発症前もウイルスを排出している。
- インフルエンザに比べて重症度・致死率が高い。(以上 Google; yonemorihp.jp 、写真は mbs.jp )
過去の新型インフルエンザの「パンデミック」
1918年の「スペインかぜ」で、世界では約4,000万人、わが国では約39万人の死亡者を出しました。1957年の「アジアかぜ」で世界の200万人以上が死亡、1968年の「香港かぜ」は、世界に蔓延 100万人以上が死亡しています。又 2009年の「新型インフルエンザウイルス(A /H1N1)」は、世界で約1万9千人が死亡しました。(右図はGoogle;amebloo.jp)
この過去の各インフルエンザの重症度および発生状態の特性は、それぞれ異なっていたと考えられています。
“新型インフルエンザ”は、10年から40年の周期で流行するといわれています。しかし、“新型インフルエンザウイルス”がいつ出現するのか、予測することはできません。
と、ある医者は彼の文献に書いてありましたがーーー!
現在の知識人は「東南海大地震」「大津波」「地球温暖化」「海面の上昇」等の自然現象?に、又 政治家は領土問題・貿易不均衡・経済問題などに没頭し、誰一人として「ウイルス」の発生を唱えた人はいなかったーーーー!
医療業界の各種の弊害・不均衡・不平等問題は、このウイルスの発生で如実にクローズアップされたようですね!これを機会に「医療業界」の再編成を期待します。