昨年も一部は出来が悪かったが、今年も上手く栽培できなかった。放置栽培に近いせいか、株間を充分に取ったつもりだったが、もっと取る必要があったカモ。又 一株の幹数が多かったせいかも知れない。反省材料が多い今回でした。
下写真は、5月28日の「一寸そら豆」畝で収穫時期。先日 東京の娘家族に収穫して送る予定でしたが止めました。
下写真は、ピックアップした収穫時の「一寸そら豆」。
WEBで調べた結果、これは「そら豆褐班病」で、茎・葉・莢に発生する。葉では、初め赤褐色の小斑点を生じ、拡大して径3~5mm程度の不整形で周縁が暗褐色の病斑となる。病斑上に黒色小粒(柄子殻)を生じる。莢では、へこんだ暗褐色不整形病斑を生じ、内部の豆にも褐色の斑点を生じる。病斑には輪紋を生じない。
病原:糸状菌(かび) アスコキタ ファベ
病原菌は罹病植物体上に柄子殻を形成して越冬し、分生子を生じて伝染する。莢が侵されると、病原菌は種子の種皮や子葉に感染し、発芽後、子葉・幼根・茎へ感染する。3~5月にかけて降雨が多いと発生が増加する。
下写真は、別畝の「一寸そら豆」こちらも同じ状態です(5/28 )。
自家採種では、発病株からの採種を避ける。発病株をていねいに除去する。多発圃場での連作を避ける。(以上 Google; takii.co.jp)
下写真は、畝から収穫した「一寸そら豆」の一部、これでは人様には挙げれません。
下写真は、上記の汚い莢の中の豆です。食べて問題なさそうなので、塩茹でで食べました。
原因は「アスコキタ ファベ」というカビ。良く考えれば昨年の収穫時も、今年ほどではないが一部で「そら豆褐班病」が発生していて、良い綺麗な莢の「一寸そら豆」を選んで収穫しました。カビに侵された莢のそら豆はそのまま放置、莢は真っ黒でカラカラになったそら豆から種を回収したのでした。
その種を昨年 種蒔き・発芽、その種に「アスコキタ ファベ」というカビが潜んでいたのです。怖いですね!
晩夏に種蒔きして、発芽・育成・定植・成長、収穫が楽しみだった1年間が水の泡でした。
来年は、そら豆種を新しく購入します!