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元日の「能登半島大地震」の詳細が未だ未だ解明されてない翌日2日に、信じられない事故が首都の東京「羽田空港」国内線滑走路で起きました。
能登半島地震の石川県に救援物資を満載した「海上保安機」と北海道からの「日本航空旅客機」が滑走路上で衝突したーーー!
日本航空 機体炎上“全員脱出” 海保機の5人死亡 乗客14人けが
2日午後6時前、東京 大田区の羽田空港で、新千歳空港から向かっていた日本航空516便が、着陸した直後に海上保安庁の航空機と衝突しました。
この事故で海上保安庁の機体に乗っていた6人のうち、5人の死亡が確認されたほか、日本航空516便の乗員・乗客のうち14人がけがをしていることが確認されたということです。
また、この事故について、警視庁は業務上過失致死傷の疑いで詳しい経緯を捜査する方針です。(1/3 3:24 NHKニュース、news.yahoo.co.jp)
日本航空によりますと、海上保安庁の航空機との衝突直後から、乗務員同士の会話や乗客へのアナウンスに使用する連絡システムが使えなくなりました。そのため、本来は機長の指示を仰がなければならない非常口の開放について、機内最後方の客室乗務員は自らの判断で開放して乗客を避難させ、最終的に機長が全員の脱出を確認したということです。この便は満席に近い状況で、衝突から18分間で乗客乗員あわせて379人全員が無事に脱出しました。
元日航機長 塚原利夫氏
「離陸しようとした保安庁の飛行機に、日本航空の飛行機が後ろから突っ込んだということも考えられる。何が問題かというと、まだ飛行機が離陸していないのに着陸許可を出しちゃったのかもしれませんね。管制官が。パイロットのほうは目の前には何もいないよねというつもりでいきますから、目の前に海上保安庁の飛行機が止まっていることが見えていなかったのかもしれません」
警視庁によりますと、亡くなったのは副機長の田原信幸さん(41)、通信士の石田貴紀さん(27)、探索レーダー士の帶刀航さん(39)、整備士の宇野誠人さん(47)、整備士の加藤重亮さん(56)の5人です。これまで田原さんと加藤さんの死因は全身に強い衝撃を受けて内臓などを損傷した「全身挫滅」だったことが分かっていましたが、新たに石田さん、帶刀さん、宇野さんの死因も「全身挫滅」だったことが司法解剖でわかりました。これで5人全員の死因が判明しました。(1/6 20:54 news.tv-asahi.co.jp、news.yahoo.co.jp)
海上保安庁などによりますと、日本航空の機体と衝突したのは、ボンバルディアDHC8型機で、羽田航空基地に所属する固定翼機だということです。全長が25.68メートル、幅が27.43メートル、高さが7.49メートルです。
今回の地震で新潟航空基地に物資を輸送する途中でした。
フライトプランでは、午後4時45分に羽田航空基地を出て、午後5時55分に新潟航空基地に到着予定でした。(Google; www3.nhk.or.jp)