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◉ 「ニューヨーク市の乳幼児の保育料がバカ高い!」
ケア・ドットコムによると、保育料の全米平均は年3万9270ドル、ニューヨーク市は平均より16%高い4万5490ドル(約680万円)だとしている。 新型コロナウイルス禍の連邦政府の支援が終了、保育料はさらに上昇する見通しと伝えた。(右写真は Google;NYC 育英学園、2023/10/19)
バンク・オブ・アメリカ(BofA)インスティチュートの顧客データ分析によると、9月の保育料平均は2019年の年間平均を32%上回った。
1990年以降、保育費は住宅費や交通費、食料品といった必需品の価格よりも速いペースで上昇してきた。近年はスタッフの低賃金や需要の強さ、コスト上昇で供給が圧迫されている。ベビーシッターなどを仲介するケア・ドット・コムによれば、ニューヨーク市では乳幼児保育の平均料金は年間4万5490ドル(約680万円)と、全米平均の3万9270ドルを約16%上回る。これは同サイトに今月掲載されているサービス提供者の提示料金に基づく。
コストはさらに上昇する見通しだ。推定7万もの保育プログラムが閉鎖に追い込まれる恐れがあるためだ。240億ドルの政府支援が底を尽き、営業を続けている保育施設も料金値上げを強いられる可能性がある。(以上 Google ;Child-Care Prices)
下写真は筆者が昨年 Manhattan(NYC)滞在中、近くの市立図書館で企画された「乳幼児の読み聞き会」に長女の赤子(6ヶ月の孫娘)と参加した時で、平日なら乳幼児の引率者はベビーシッターや祖父母?だったが、この日は土曜日で若い父母が多かった('24/11/16)。
ニューヨーク市の一般的な家庭は収入の25%以上を保育料に費やしてる
- ニューヨーク市の家庭では、収入の4分の1以上を保育料に費やしているという。
- 連邦政府の基準によると、ニューヨーク市の保育料は収入30万ドル未満の一般的な家庭には手が届かない。
- アメリカは保育危機に直面しており、連邦政府の資金が2023年9月末で期限切れになると、さらに悪化する可能性がある。
ニューヨーク市は住居費が異常に高いことで知られているが、それ以外にももうひとつ、家計の大部分を占める出費がある。保育料だ。
アメリカ労働省(DOL)のデータによると、ニューヨーク市の典型的な家庭では、たった一人の子どもの保育料に収入の25%以上を費やしているという。これはアメリカ政府が妥当と判断する3倍以上の金額だ。ニューヨーク市の保育料が連邦政府の基準を満たすには、一家庭の年収はおよそ30万ドル(約4415万円)必要になる。
ムーディーズ・アナリティクス(Moody's Analytics)が2023年5月に発表したレポートによると、ニューヨーク市の家庭の多くでは、保育料に年間2万ドル(約294万円)以上かかり、同時に家賃には収入の約3分の2を費やしており、ニューヨーク市民はそれ以外のものにお金を使う余裕がほとんどないのだという。(Google; 文・写真共に BI Bisiness Insider Japan)
保育料に年間1万4千ドル超 人件費、賃貸料の高騰で
ニューヨーク市内の8割方の家庭は5歳以下の子供の保育(
まず、施設に関する規制が厳しい。職員の配置基準があり、
次に施設の家賃高がある。商業施設内の保育施設は16人まで。
さらに公的補助金がない。
市内では3歳児から無料の公的保育「3-Kプログラム」 が受け