3月5日は前日の雨は上がって快晴だったが、「春の嵐」が朝から強く、とてもじゃないが畑作業はできません! それでちょうど1月28日に仕込んだ「赤ワインHWR-9G」の瓶詰めと2月19日に仕込んだ「ビールHB-14BD」をプライミング及び瓶詰め作業をしました。
下の写真は、ガラス瓶の内部をチェックしてアルコール消毒します。メチルアルコール(木精)はダメですよ!必ずエチルアルコール(酒精)を使用します。(因みにウイスキーメーカーは、アルコール度の調整にエチルアルコールを使っております)
下の右写真は「プライミングシュガー( グラニュー糖)」で、「ウオート(麦芽にモルトエキスが加わった液体)」を瓶に注入する前に大瓶(633cc )に左の5gを入れます。450〜500ccには右の4gを入れます。
下写真は我が書斎(兼作業場)で、発酵容器からの瓶詰め及び「プライミング」工程です。
瓶に注入するコツは、泡を巻き込まないように瓶を斜めにして瓶壁にゆっくりと流し込む事です。
注入量は口元から約3cm位までが良いようです。
「グラニュー糖」は、瓶内で「アルコール」と「炭酸ガス」に分解(プライミング)します。周囲の気温にも寄りますが、約2週間位で分解は完了し、ビールが飲める状態になります。ビール瓶を栓抜きで開けた時に出る泡は、この炭酸ガスです。糖分が多いとアルコール度が高くなり泡(炭酸ガス)の量も多くなります。
「ベルジャン・デユベル ビール」です。飲み頃は、4月以降です。
仕上がりは、大瓶(633cc )x 14本、PE ボトル 500cc x 1本、器械栓付きガラス瓶 450cc x 2本。 (合計 約10,260cc )
赤ワイン「 HWR-9G」は、発酵容器から充分に消毒された瓶に注入するだけです。
「HWR-9G」は、「Pure Concord Grape 100%」の赤ワインです。さっぱりした味が好みなら すぐ飲めますが、冷暗所で2ヶ月以上熟成すれば コクのある味わい深いワインを楽しめます。
仕上がりは、器械栓付きガラス瓶( 1000cc )x 1本、ネジ蓋ガラス瓶(750cc ) x 3本、PEボトル(500cc) x 1本、器械栓付きガラス瓶( 450cc )x 3本。(以上合計5,100cc )
「尚 日本は酒税法で1%以上のアルコール飲料の製造は禁じられています!家庭で製造する場合は、充分にご注意下さい!」