中国にて
2016年夏にタイゴルフツアー等のオーナーの先輩から「中国の標高3000mの土地でゴルフするかい?」と誘われ、雲南省麗江市(「リージャン」世界遺産 麗江古城で有名)に行きました。上海から飛行機で約5時間のチベットに近い高地です。これは友人のオーナーが関係する韓国企業の株主総会を麗江市で実施、序でに高地ゴルフをエンジョイしようじゃないかと企画、上海からの費用は全て韓国企業持ちということです。日本人4人と韓国人3人と中国人1人の8人グループが上海で合流したが、ただの知人は私だけでした。(麗江古城の記事は別の機会にします)
左は標高5596mの玉龍雪山を背景に湖畔ゴルフ場と麗江市内が見渡せる。右は我々の滞在した世界遺産ナシ族の旧市街の民宿前にて
予定してた海抜3160mの「玉龍雪山ゴルフクラブ」は手違い?でプレーできず、海抜2400mの「麗江古城湖畔ゴルフクラブ」でプレイしたのです。ここでも富士山五合目(標高2305m)より高い場所のゴルフ場で18ホール、パー72のチャンピオンコース。クラブとシューズのレンタル手続きしハウス・レストランを見るとゲストが居ない!平日だからかと思い同行の中国人に聞いてみると、本日は我々8人以外は今ラウンドしている5人(3人と2人の男女)だけだそうだ。ゲストより職員・キャディの方が断然多いーーー。専属キャディが一人ずつ付きカートは二人乗り。プレー代は約2千元(約3万円)とのこと。フェアーウエイは雑草が目立ち余り手入れされたコースとは言えないし、アウトからインに移る距離が長いのとその周りが全く整地されずに乱雑なのが気になった。グリーンにも雑草が混じりグリーンエッジが不明瞭で、 併用グリーンが複数あった。8月だが標高が高いから寒いと考えて、長袖服等を持参したがとんでもない!ゴルフ場にはブーゲンビリア(街中にも)が各所で咲いていて、気温は27℃で半袖・半ズボンの夏スタイルで充分だった。
プレーを終え、殆んど何もしないキャディにチップが200元とのこと、びっくりしたね(日本円で約3000円、タイで約1000円、以前になるが青島で1500円?)!レストランでビールを依頼すると「ノードリンク」と、アルコール類は置いてないとのことーー! ショップのゴルフウエア(ポロシャツ)の価格にびっくり!何と3000元の正札が付いてて値下げで2500元(約40,000円)! 誰が買うんだい? 驚きのトドメはゴルフ場を出る時に職員が追ってきて、私にアンケート用紙を訂正させるのだ。それはキャディ判定表で5段階あり私は普通の3に丸したのがいけないらしい?どちらかにしてくれ!と言うのだ!呆れたねーー!予定してた二日間のプレイは辞めました。
考えてみるに上海から5時間近いのフライトの麗江市まで来てゴルフする外国人はいないのだ。地元の住人がする筈がない!麗江は最近 新婚旅行のメッカだそうで漢人?の若者ぺヤーが街中は目立ったが彼らがプレーする訳がない。となると誰の為のゴルフ場なのか?答えは高級官僚が仲間同士?で楽しむためのゴルフ場のようで、この近辺にまだ三ヶ所あるーー。当地はリゾート地(年間気温 -1〜28℃)で市内周辺の小高い山々に、何十という建設途中で放置されたデラックス山荘があった(下の写真参照、共産党の政権交代の結果、予算が付かず断念?)。
18年前に取引先が青島(チンタオ)にでき、名古屋から直行便も有り行くようになった。台湾出身のオーナーがサイドワークで始めたモデル会社が、私の得意先である台北の企業と合弁会社になったので必要材料の調達を要請され、以後 輸出販売です。現地の社長が大のゴルフ好きということで確か二度目の訪問時に初めて中国でプレーしました。市内から20分位の「青島国際ゴルフ倶楽部?」。兎に角 緑豊かで海も見え、池も多く景観に富んだゴルフ場だった記憶です。二人乗りカートに専属キャディが付き、クラブと靴はレンタルしたが殆ど新品のようで自分の物より上等品でした。私が支払ったのは、キャディチップの100元(約1500円)だけでプレー代は現地社長が支払い分かりません。
左は青島の海岸線、右は「Haier」本社。現在は世界一の家電メーカーになっている。
4年前に大連の「大連CC」で、長く付きあった韓国人Kの会社訪問時に彼らと久しぶりにラウンドしました。当時の大連市は進出してた韓国企業の多くが韓国経済の破綻で撤退(夜逃げもあった!)してて、空きビルや空き工場が目立った。ゴルフ場は余り記憶がないが結構 トリッキーで海か湖に向かって約50m打ちおろすショートコースがあった。
中国では昔の話だが約20年前 飲み友達4人(居酒屋の親父・土建屋の親父・税理士で私より5〜7才年長)と「海南島」に行き、日本人向けの歓楽地?で日本と全く同じ形式のゴルフ場でラウンドした。当時は日本のバブルが弾け、大手ゼネコンが手がけたリゾート建築物のコンクリートむき出しの中途残骸が浜辺の高台に多く見られた。確か当時は二ヶ所しかなかったゴルフ場が最近では二十ヶ所を超えてるようだ。この地で思い出すのは道端で知り合った「シャオチェ」(お嬢さん)に誘われ、友人二人でカラオケボックス?に入り、結果的に日本円で10万円(ビール10本、カクテル40杯、フルーツ等) 請求されたが、すったもんだした挙句、超美人マネージャーと5万円でケリをつけたこと。帰国後 その話を上海に駐在経験のある友人に話したら、「お前!ラッキーだったな!そのままポリスに連れ込まれたらアウトだったよ。」と。
そう言えば 上記の悪?4人組でフィリピンの「セブ島」でゴルフをしましたね!これもバブルの頃で、私以外の3人は名古屋のリゾート開発会社が発行するセブ島のゴルフ会員権の資格?を250万円で購入、その下見の招待で、現地の関係者との親睦ゴルフ大会参加でした。250万払った彼らは無料で私は半額負担の約10万円かかったと思います。この時がイス持ち・傘持ち・クラブ持ちの3人キャディを付けたね!全く 質のわるいキャディで彼女ら同士で賭け事をしてたよ。その二、三年後にそのリゾート開発会社が倒産、セブ島にゴルフ場は出来なかったようだ。彼ら3人とも数年前に亡くなりました。アーメンーーーー!
乞うご期待!