私は基本的に野菜を種から栽培しているから、多くの種類の野菜を約80坪の狭い場所で育てています。だから連作障害が発生することに注意しています。
約80坪の「オーガニック野菜畑」の現在(4/9)の全貌です。・
左手前と奥は「ジャガイモ」畝、真ん中は「スナックエンドウ」、奥は「ニンニク」畝などです。
左上の写真は、畑の左側半分で、手前は「ジャガイモ」畝、中頃「ニンニク」畝、その奥は「春大根苗」、「ツタンカーメン豆」畝と「早生玉ねぎ」畝。 右上の写真は、畑の左半分で、「スナックエンドウ」畝、「ケール」「グリーンピース」畝などです。
別場所(梅林横でキウイ棚・巨峰棚もあります)約20坪「オーガニック野菜畑」で「キヌサヤ」「そら豆」畝があり、晩生玉ねぎ「もみじ」畝です。左写真は梅林(紀州南高梅?中梅?)です。
連作障害はなりやすい野菜となりにくい野菜があります。なりやすい野菜に関しては、それぞれ目安となる輪作年限がありますので、その期間は同じ科目の野菜を植えないようにします。この輪作年限は土の状態によっても異なりますので、あくまでも目安にしてください。
科目 | 野菜例 | 輪作年限 |
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ナス科 | トマト・ナス・ピーマン・ジャガイモな | 3〜4年 |
ウリ科 | キュウリ・ゴーヤ・ズッキーニ・カボチャなど | 2〜3年 |
マメ科 | ラッカセイ、インゲン、ソラマメなど | 2〜3年 |
アブラナ科 | キャベツ・カブ・ダイコン・ハクサイなど | 1〜2年 |
サトイモ科 | サトイモ | 3〜4年 |
連作障害が出にくい野菜 | サツマイモ・コマツナ、ネギ、ニンジン、ニンニクなど | なし |
連作障害を防ぐには 連作障害を防ぐ対策としては、とりあえず近縁の野菜を続けてつくらないことです。さもなければ、休耕期の土壌の天地返しや、薬剤による消毒を行います。 |
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参考資料:Wikipedia「マイナビ農業」 |
輪作のローテーションはその人によって様々です。逆にいえばその人の個性がでるもので、端から見てると関心させられるような畑もよく見かけます。
さて前述のようにトマト、ナス、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモといったナス科の野菜を育てたい場合、1シーズンにまとめてナス科の野菜を育て、3~4年経過後に再び植える方法もあれば、ナス科の野菜を植える区画を決めその区画をローテーションさせながら、区画内でも年ごとに異なったナス科の野菜を植えていく方法もあります。ただし同じ科の野菜を全面に植えると病害虫も発生しやすいですし、発生した場合大きな被害を被ることもあります。後者の場合は病害虫が発生しても被害は一区画に抑えられますし、なにより1シーズンで多くの種類の野菜を育てることができるので一般的です。
この輪作・ローテーションの考え方で下図の様な「作付け図面」を企画しました。
参考資料:Wikipedia「家庭菜園」