今年は「梅」と「ハチク」の生り年らしいーーーー。過去20年以上 我が家の三本の「紀州南高梅」は、他の梅(中梅?・小梅)と比べて全く出来が悪く 20k も採れなかったが、今年は何と40k 位は実ったようだ。「小梅」は早く熟すので既に収穫済み、「中梅?」は友人・知人に20k 位は分け与えたが、未だ5〜6k は残っているーー。中梅?より一回り大きい「紀州南高梅」は、熟すのが遅いようで梅雨後でも収穫できそうーーー。
熟す前の青い「紀州南高梅」を使って色々トライしました。5月末日に一回目の梅干し・梅酒作り、6/5 二回目 梅干し(3kg)・梅酒(1kg)を再度 仕込んだ。又 畑の実生赤紫蘇が採り頃で(400g)を使い、一回目の梅干しに着色しました(写真参照)。
下の写真は後列の左から「梅シロップ」(前述)「梅味噌漬け」「梅酒粕漬け」です。
手前の3瓶は「青梅ジャム」(冷凍南高梅1kg、白砂糖700g)です。
右は「梅味噌漬け」(冷凍南高梅500g、赤だし味噌250g、白砂糖150g)、左は「梅酒粕漬け」(冷凍南高梅500g、酒粕200g、白砂糖70g、梅は種を取り塩を振り干した)
「梅干し」の漬け方 ヘタを取り水洗した青梅3kgを粗塩550gと混ぜ、空気に触れないようにビニル袋に入れ 重石を置き漬け込む(右写真)。約5〜8日で梅酢が上がってきます(左写真)。
良く水洗し乾かした赤紫蘇400g(ざる二杯)を粗塩70gでボール内で揉み アクを出した赤紫蘇(右写真)。左写真は粗塩で揉みアクを取った赤紫蘇を梅酢があがってきた梅にのせた状態です。
二日後には、梅酢がこんなに赤くなりました。
もう重石は不要です。梅酢が赤くなれば、漬かった「紀州南高梅」も徐々に赤くなっていきます。
梅雨があけて良く晴れた日に取り出し、竹ざるに広げて天日で干します。同様に一緒の赤紫蘇も天日干しします。表面が乾けば清潔な容器に収納します。冷暗所にて常温で何年でも保存できます。乾き切った赤紫蘇は、細かく砕き粉末にすれば「ユカリ」になります。