7月21日(日)師崎沖約10kmの通称「中之島」漁礁 水深約25〜30m、中潮 満潮07:59 干潮 14:26(名古屋港)終日曇り、風速2〜3 m/s で、狙いは30cm大の「大アジ」だったが、「大アジ」は不在で「ナブラ」が湧き「ハマチ」が釣れたよ!
「ハマチ」は「ブリ」に成長する前の関西での呼び方。地方によって細かな違いはあるが、大きく成長の順番で分けるとモジャコ(ワカナゴ)→ワカシ(ツバス)→ハマチ(30〜40cm)→メジロ(オオイオ)→ブリ(80cm以上)。出世魚「ブリ」は、1才 32cm・2才 50cm・3才 65cm・4才 75cm 前後で推移するから「ハマチ」は1才魚?(by Wikipedia)
左写真で見える岬は、「師崎」先端です。 左写真に見える島は「篠島」。
プロの二隻の漁船が200〜300m離れて平行して走り、一つの網を引っ張る漁法です。彼らは漁業権があるのか知らないが、公海の三河湾を我が物顔で動き回り、我々素人の釣り船は彼らの邪魔をしてはいけないようですーー多い時では20組位が活動している日があります! 10cm足らずの真鯛の稚魚が一色の朝市で売られているのは、この網に入り網底で圧死するからで(一網打尽とはこの事だ!)ーーこれでは三河湾に魚が少なくなり居なくなる筈だねーー!
海面に「ナブラ」(10cm位のサバ・アジ・イワシの群れ)が湧いていますーーーー!カモメや他の海鳥も集まってきます。今回のフィッシュイーターはハマチ?
「ナブラ」とは、水面に青物などのフィッシュイーターが小魚を追い詰めて捕食していることを指す言葉です。元々は漁師が使っていた言葉で魚の群れを指す「魚群(なむら)」が名前の由来となっています。ナブラが湧いた時は、フィッシュイーターの活性が高い状態となります。(by Wikipedia )
10cm前後の「小アジ」「イワシ」は、大物用の餌とし写真はその残り分で、唐揚げ用に手捌きで処理済み(左写真)。右は「大アジ」狙いの仕掛けにかかった「小サバ」約70匹、「小サバ」はどういう訳か餌にはならないーーーー。
狙いの「大アジ」は不在だったが、35cm大の「ハマチ」が小アジの餌で釣れました。結果的に三匹 同サイズの「ハマチ」がかかり(ハリスが切られたり、逃したのは数匹?)三人で分けました。「小サバ」「ベラ」等は皆さん不用というので、私が「はんぺん」用に引き取りました。
下の写真は「ハマチ」を捌き、刺身用の切り身と吸い物用のアラです。
「小アジ」20匹は唐揚げして「南蛮漬け」に(最初は写真の三倍あり盛り上がっていたが撮り忘れ、左写真は残り分。右写真は唐揚げ前の材料で野菜は全て自家製)。
「小サバ」「ベラ」は頭と内臓・中骨を出刃で取り除き(約1kg)、調味料・香辛料・片栗粉・冷水を加え、左のフードプロフェッサーで写真のようにミンチ(ツクネ)にしました(量が多すぎて二回に分け、写真は出来上がりの約1/3で「薩摩揚げ」分)。
このミンチ(ツクネ)で、「はんぺん」約50個(右写真)と「薩摩揚げ」20個 完成!
「はんぺん」や「薩摩揚げ」は、沸騰した湯の中や高温の油の中では、写真の倍位の大きさに膨らんでいるが冷めると写真の様に縮みます。「はんぺん」30個は冷凍庫へ。
料理に夢中になっていたり慌てていると、写真を撮り忘れてしまうーーー。今回も「ハマチの刺身」の盛り合わせ皿の写真、「小アジの唐揚げ」を南蛮酢に漬け千切り野菜に盛り付けた写真を撮り忘れた。又「 ツクネ団子」を茹でてる写真と油で揚げてる写真もすっかり撮り忘れた。「写真」と思っているが直ぐに忘れる!気が付いた時にはその形はすでにない! これは年齢?による「ボケ」の始まりかもーー要注意です!