世界三大料理(The Three Grand Cuisines)とは、中華料理、フランス料理、トルコ料理とその筋では昔から言われてきた。
因みに世界五大料理とは、それにイタリヤ料理・インド料理が加わるようだ。(出展:Wikipedia)
今回のテーマはイギリス料理なんで余談になるが、現在 世界で最も脚光を浴び・注目されてるのは 日本料理(和食)なんだがーーー!
さーて!よーく 考えてご覧!
世界の美味い料理は、全てかつては農耕民族だったの国々だよ! 呑百姓が世界に君臨ー! 料理好きの小生が野菜作り 然もオーガニック野菜を作っている理由はここにあるのだ。
世界の民族を大別すると狩猟(騎馬)民族と農耕民族であり、そのことが日常で欠かせない食生活に大きく影響・反映されてると思う。
狩猟民族は、生活の基盤を狩猟に起き 森や平原・海などに生息する動物や魚を狩り生活の糧とした。それゆえに一箇所に安住することなく移動が繰り返され、そのため武器が発達しそれを扱う戦士が誕生、やがて覇権争いになっていくーーー。かつてのゲルマン系民族(ゲルマン・ノルマン・アングロサクソン)やスラブ系民族(ロシア・東欧)・アフリカなどが狩猟民族に該当する。
一方の農耕民族は、主に河川流域に住み 麦・稲を育てて日々の生活を営んできた。それゆえに耕作用の道具や保管倉庫・貯蔵倉庫が必要になり、それらを集団で維持するために一箇所に定住するようになり、生活自体に余裕が生まれ、料理を工夫し食事を楽しむようになった。ラテン系民族(フランス・イタリア・スペイン)や東南アジア諸国(インド・タイ・ベトナム・中国・韓国など)と日本がそうです。
何故 あの大英帝国イギリスの料理が不味いのか?
彼らが狩猟民族であり「ジェントルマン」の国だからだ!中世になって貴族社会が中心になるが、習性からか彼らは毎週 日曜に牛一頭を捌きその週の食材とした。それでローストビーフが生まれ、衛生面でか過剰な加熱・食する時 淡白な肉に味を付ける食生活になったようだ。中世後期 支配階級である貴族は、農民を統治する上「質素な食事こそ、貴族やジェントのすべき食事である」と、更にピューリタン革命で享楽は罪悪視され食生活は質素にすべしと、当然 プロテスタント系の民族は、禁欲を基本とするから食事に対しても禁欲的なのだ。
これでは料理を楽しむ習慣・文化は育たない!農民の食事は肉食は制限されライ麦パンと野菜中心の煮込み、産業革命後 街中に労働者が溢れ「フィッシュ&チップ」が登場したようだ。
小生は以前 仕事で友人(仕事仲間で米国在住日本人)と約2週間 ロンドン市内・郊外や新規取引先があるバーミンガム北東の小さな町Derbyをレンタカーで旅行した時、これがイギリスなんだと実感した。それはロンドン市内のあるレストランで友人は最初にオードブルを全てオーダー、店員は驚いたが彼曰く どうせ大した料理はないから前菜を食べてからメインデイシュを決めるのだと。昨夜は中華料理店なら間違いないと思ったが代表的な麻婆豆腐が赤くなく辛くないーー! Derbyでは宿泊したコンパクトなホテルでの週末の朝、レストランの一部は地元の老夫婦達が占領し 賑やかにBreakfastを楽しんでいた。又 この街の唯一のレジャーセンター?で娯楽?カジノが週末のみ開催され、スーツ姿の町民らが夕食とカジノに興じてたのだ。これがあの大英帝国Great British of ENGLAND イギリスの素顔?なんだ。
最近のロンドンや観光地では、フレンチの高級レストランや和食ブームで日本料理店が増えてきたようですがーーーー。
イギリスを祖国にするアメリカは勿論、英国を宗主国とするカナダ・オーストラリア・ニュージーランドも小生の経験ではそれが頷けられ後日 記事にする予定です。
今回はここまででーー続編(中国料理・韓国料理・タイ料理・フランス料理など)を書く予定です。