私は仕事で外国に行く機会が多かったので、現在でも記憶に残る海外での事象・状況を記事にした。尚 過去のことや私自身の偏見もあるかもしれませんがその点はご容赦ください。
ドイツ政府は性善説的?な為政ーー!
最初のドイツ訪問は、仕事仲間と約二十年前 フランクフルトマイン駅近くのメッセ会場で毎年12月初旬に開催される「ユーロモールドショー」の見学が主目的だった。
空港から地下鉄?鉄道に乗り、フランクフルト中央駅に行くのですが、改札口が無くて誰でも車両に入れる、尋ねると何と切符はプラットフォームにある自動販売機で各個人が購入するシステム。あの巨大なFrankfurt am Main駅でも改札口が無く、小さな販売所で目的地までのチケットを購入し乗車するのだ。だから無賃乗車も可能で、見回りの車掌に見つかればかなりの罰金だが、車掌からチケットの購入もできるので問題ないーーー見つからなければチケットは不要となるが!それは下車する駅にも改札口がないからだ。これを「下衆の勘ぐり」と言うのかもーーーー!
日本はどうだい?全ての鉄道には、立派でしかも自動読み取り可能な改札口が乗降数の多さに比例し何台か設置されてるーーーー。当然 下車駅でも同じ装置が設置され、おそらく将来は更に複雑に改良されていくのだろう!
又 一目見て鉄道車両の構造が日本と全く異なる!恐らくドイツでは10数年前に起きたJR福知山線のような事故は起こらないはず、それは客室車両が明らかにゴツく頑丈に出来てるからひっくり返ってもJR車両のようにぺしゃんこに潰れることがない。ドイツ車が二十年・20万キロ乗れると言われているのはこの国民性があるからだ。
要するに大和民族とゲルマン民族は、根本的な人間性・発想・考え方が大いに違うようだ(社会福祉などの最先端の北欧諸国はゲルマン人)。我々の為政者の発想は儒教精神を持ちながら荀子が唱える性悪説からか? 後者は孟子が主張する性善説 或いはキリスト教精神からなのか? 車両事故は絶対に起こさないから便利さ・優雅さを優先する考えに対し、事故は絶対に起きるから起きた時の対応・安全性を優先する考えーーーー!
その後 毎年のように現地を訪問するが、殆どの変わっていなかった! この十年近く 訪問してないので判らないが変わってないと思う!