あけましておめでとうございます！
今年も宜しくお願い致します！
（ A ）（ A−２）では私の体験談で、個人の主観が入っているので御幣があるかもしれませんが、今回は韓国の歴史と日本とつながりを追ってみました。
自称 元両班（ヤンバン）で広州大学出身の韓国人 K の 言う９００年前の朝鮮半島の情勢とその歴史を調べました。
後三国時代（後百済・後高句麗・新羅 901~918年）であり、その中で後高句麗から「高麗」が興り、半島の統一を成し遂げた（918年）が、１３世紀に入り「元（モンゴール帝国）」の侵攻で支配下に。１４世紀になり「元」が衰亡すると高麗・元の武官だった李成桂が「李氏朝鮮（朝鮮王朝）」を建国し半島を制圧した（1392〜1897年）。李氏朝鮮時代の約５００年は冊封体制（中国皇帝との君臣・隷属関係）を維持し 「明」（漢民族）、「清」（満州民族）の支配下に入ってたが、日清戦争（1894年）で清が日本に負けて独立、朝鮮から国号を変更し「大韓帝国」を名乗った（1897〜1910年）が日本に併合された（ 1910年 後述予定）。
だから 高麗が祖先？となるが、李成桂は女真族と言う説もある？やはり歴史から大中華（中国）の影響が大きく 外交に難しく・ややこしい国のようで、このような情況から事大主義的 小中華思想が生まれ、儒教が浸透し、韓国人気質が出来上がったと私は思いました。朝鮮史の中で、隣国中国のどの王朝においても、大和王朝・琉球王朝は国家として認知？されたが、かの王朝はそれがなかったようだ（後述するが、それはこの民族独自の身分階級制度にあるかも）。
大和民族国家の日本との絡みは、鎌倉時代中期の元寇（文永の役1274年、弘安の役1281年）からのようで日本では「蒙古襲来」と言われ、中国を支配してた「元」とその属国「高麗」が日本に侵攻してきた。元・高麗軍の総数は１４〜１６万と言われ世界最大規模の艦隊（軍船 4,400艘）と言われ、戦場は九州北部で二回とも後に「神風」と言われる台風の発生で元連合軍は大打撃を受け撤退した。
その後 倭寇の出現？がありますが、大きな出来事として豊臣秀吉の朝鮮討伐（文禄の役1597年、慶長の役1598年）です。秀吉が天下統一し、国内の争いがなくなり、武士たちの欲求不満や恩賞を与えるために朝鮮半島が対象になったようだ！「史上最大の愚挙」とも言われ、秀吉の死去後 徳川家康が撤退・中止を決めた。
明治維新を終え新政府発足後、当時「清国」とは冊封体制で海外と鎖国状態の「李氏朝鮮」を武力で開国させようと西郷隆盛・板垣退助・江藤新平らが主張した（征韓論）は、海外使節から帰国した岩倉具視・大久保利通らに阻まられた。これはロシアの極東進出に対して、位置的に重要な朝鮮半島の安定？を押す派と朝鮮出兵は時期尚早で国内整備・富国強兵を優先する派の対立だった。
富国強兵で国力を付けた明治政府は、「李氏朝鮮」の地位確認と朝鮮半島の権益を巡る争いで「清国」と戦争になった（日清戦争 1894.7〜1895.11）。大日本帝国（日本国の国号の一つで、江戸時代末期に外交文書に使用された、「大日本帝国」と定めた法律はなく、通称の一つとして扱われる）の勝利で下関講和条約が結ばれ、その結果の一つとして朝鮮の独立（大韓帝国）を清国に認めさせた（前述）。
大韓帝国の大韓とは、高句麗・百済・新羅の三国（三韓）を統一する国号で、現在の大韓民国（韓国）と区別する為「旧韓国」と呼ばれる。朝鮮半島最後の専制君主国家（光武帝、降煕帝）で、清国から独立したが日本の保護下であるのは歪めない。
日露戦争（1904.2〜1905.9）は、大日本帝国とロシア帝国が満州と朝鮮半島の権益を巡る争いで、満州南部と遼東半島（日清戦争で日本の統治下）が戦場となった他、日本海で大規模な艦隊戦が繰り広がられ（日本海海戦）史上最大のバルチック艦隊（従来の太平洋艦隊にバルト艦隊、バルト海艦隊が加援、戦艦８隻他全５０隻）を東郷平八郎大将率いる日本海軍連合艦隊（戦艦４隻他全１００隻？旗艦三笠）がほぼ全滅させるという、欧米諸国の予想に反して海戦史上稀に見る圧倒的勝利を収めた。
その結果 アメリカ合衆国の仲介の下で調印された「ポーツマス条約（日露講和条約）」により講和した。これによって 日本は朝鮮半島における権益を全面的に承認された（他にロシアが清国から受領してた大連と旅順の租借権を移譲され、樺太の南半分を割譲された）。
この時 大韓帝国（光武帝）はロシア勝利を期待してたから、深く失望したと言われる。日本はアメリカ・イギリス（1902年、日英同盟を締結）に対しても、大韓帝国に対する排他的優先権を認めさせ、外交権を失わされ、首都 漢城に統監府が置かれ、元老・伊藤博文が初代韓国統監に就任した。彼は欧州列強がアジア地区の植民地化に対して、国内外の反対を押しのけ韓国を植民地ではなく、保護国として資金を投資し、産業や教育水準を近代化させ文明国に成長させようとした。
近代韓国生みの親？とも言える伊藤博文は、「日韓併合」は時期早尚と思いながら、「韓国併合条約」（1910年）を締結、韓国皇帝は明治天皇に統治権を譲ります。
世界に類を見ない過酷な身分制度（両班・中人・常人・賎人）の廃止、教育制度改革、インフラ整備を優先的に行い、全国土調査事業が行われ地主の登記確認、所在不明地や国有地の一部は日本人資本の元に没収されました。この時に大韓帝国の韓国の国号を否定し、地域名として再び「朝鮮」という名前になり、韓国統監府に代わって「朝鮮総督府」が置かれました。
本日はこの辺で終え、次回 それは韓国（Bー2）に「伊藤博文の暗殺」「朝鮮総督府の政策」「朝鮮人の身分階級」等の記事を載せます。更に面白くなりますよーーー！
参考文献：『Wikipedia』、Hatena Blog （本宮）、「醜い韓国人」（パク テヒョク）
、「これが真実の韓国」（宮原誠也）、「韓国の挑戦」（豊田有恒）
