年末に三浦半島の友人から「三浦大根」が3本届いた。1本が長さ45cmで重さ5Kg弱ある大物だ。調べてみるとかつては神奈川県三浦半島の主力品種だったが、昭和55年を境に激減、現在は青首大根に主力の座を譲り、出荷量全体の1%程度でになり、主に正月商材として冬季(12〜3月)に流通するようだ。
特徴は写真のように首が細くて尻に向って太くなる「中ぶくら」しかも長く(40〜60cm)重さが3〜5kgである為、収穫時に引き抜き難く、高齢化の進む農家から敬遠されたのが原因です。肉質は緻密で柔らかで、煮崩れいにくい為「ぶり大根」や「おでん」の具に向いている。
写真は左が同様な大きさの「宿禰かぼちゃ」、中央に「キウイ」、右が「三浦大根」
おでんにした「三浦大根」の切り身で、短時間で半透明に仕上がり、柔らかくてプリンの様だった。今まで食べた大根と大違いだよ!
「なます」にしたよ!やっぱり普通の大根とは差があります。