5/25 のプログに「ハチク」を記載したが、5月末位から異なる種類の「ハチク」に変わった。どうやら我が家には、4種類(破竹・真竹・黒竹・篶竹)の竹が時期をずらして実生で生えてくるようだ。私は「孟宗竹」の筍以外の小さい筍を「ハチク」と考えていたが、Wikipedia によると5/25 に紹介した「ハチク」は「破竹」の筍で、今日紹介する「ハチク」は「真竹」の筍です。
下の写真は、我が家の西側の空き地。両サイドに竹藪があり、筍は1日に10センチは伸び、二日に一回は採らないと全体が竹藪になってしまいますーー!
真竹・苦竹(マダケ)は、稈の高さは10~20メートル、直径5~15センチ程度になる竹。筍は少し苦みがある事から苦竹(まだけ)と書く事もある。節間が長いのが特徴で粘り、しなりがあり日本の竹の中では竹製品、竹細工、竹工芸、クラフトなどの竹材料として最適で一番使用されている竹。青々とした色合いも美しく、正月飾りや青竹酒器などの青竹細工としても使われるが、油抜きをして晒竹(白竹)として竹籠や花籠などの竹細工に使われる事が多い。(by Wikipedia) |
前回(5/25)紹介した「ハチク」とは、筍の色・模様があきらかに違います。
しかし 皮を剥げば全く区別はつかず 見た目も味も同じです。下の写真は、米のとぎ汁で13分茹で火をとめ蓋をして30分蒸らした状態です。収穫した後直ぐに茹でれば全くアクのない「茹でハチク」でそのまま食べれます。
タッパーで冷蔵庫に保管すれば一週間は大丈夫です。どんな料理にも応用できます。
この時期は一日置きには収穫しないと大変な事になります。「メンマ」を作っておけば保存食となり便利です。
「メンマ」のレシピーーーー茹でハチク 500g、胡麻油 少量、中華調味料少量、酒 大サジ 2、味醂 大サジ 2、ウスターソース大さじ 2、鷹の爪 適当。 5mm厚さに切った茹でハチクと鷹の爪をごま油で炒め、全体に油が回ったら全調味料を入れ、強火で煮る。液体が1/3 位 になったら火を止める。完成です。
淡竹(ハチク)は、大きさは真竹と同じか少し小降り、高さ10~15メートル、直径は3~10センチ程度になる竹。稈には全体的に粉をふいているように白味を帯びて見える事からかハチクの名前は白竹からではないかとも言われる。アワタケ、オオタケ、カラタケと呼ばれる事もある。耐寒性があり稈が細く割れる性質があることから茶筅や提灯の骨などに多用されてきた。竹虎でも虎竹が淡竹(ハチク)の仲間であり縦割りしやすい性質を活かして袖垣用として使用している。また、中国ではハチクを熱した時に竹からでる油(ちくれきと呼ばれる)は喘息などの漢方薬としても使われる。(by Wikipedia)