10月29日 秋雨前線?の影響か 終日雨天気! 畑作業が出来ないので、少し早い?が10月12日に仕込んだ米国原材料ビール MR BEER DIABLO IPA「HB-10D」(ブログ記載は10/15付け)はイースト菌による一時発酵が終わっているので「プライミング」を行い瓶詰めした。
「プライニング」とは、発酵が終わったビールに炭酸ガスを溶け込ませる工程のことで、この工程で使用する糖分(ブドウ糖など)を「プライニングシュガー」と呼びます。私は手持ちのグラニュー糖を使いました。「HB-10D(IPA)」2Gallonsの仕込み量は9Lですので、推定するに出来上がりは大瓶633ccで14本です。過去の経験で大瓶一本に対し、グラニュー糖5g が適量ですので、70g を100ccのお湯に溶かし込み、発酵容器内のビールに均等に混ぜ込みます( 空気を巻き込まないように静かに攪拌、酸化・殺菌に注意)。
下写真はいつも通り 私の書斎でビニルシートの上に古新聞を敷いた作業場です。ビール瓶は必ずエチルアルコールで充分に消毒します。空気を巻き込まないように静かに充填します。
上部より3cmまで充填し、エチルアルコールで殺菌された王冠を栓締機で密栓します。
発酵容器の底に溜まった「澱」で、ビールが濁るのはこのせいです。ビールモルトなんで飲んでも問題はないですが、冷蔵庫でしばらく冷やせば沈みますので底部を残して注いで下さい。
充填完了しました。
大瓶(633cc) 11本、中瓶(500cc )3本、ペットボトル(250cc) 1本 合計 8.7 L
品番「HBー10D」lot 191012 です。
「瓶内発酵( カーボネーション)」瓶詰めが終わったボトルは室温(15〜25度)で2週間から1ヶ月保存して下さい。ボトル内で発酵が続き、発生した炭酸ガスがビールに溶け込みます。ビールに直射日光が当たりますと不快臭が付くので、直射日光や明るい場所では遮光して下さい。
「完成」は瓶詰めから2週間以上で、瓶内酵母の数や活性度・温度によって1ヶ月以上かかる場合があります。ペットボトルのビールは、発酵度合いが指の腹で押せば分かり、凹めば未だ未だで充分に炭酸ガスが溶け込めばつぶれることはないです。その時期になれば1本だけ冷蔵庫で冷やして試飲して下さい。炭酸ガスの溶け込みが不充分でしたら更に2週間放置してください。良ければ残りのビールは冷暗所で保管して下さい。
今回のビールの飲み頃は11月末以降で、12月に入ってからか年末年始が最適です。