師走(12月)24日 クリスマス前日、昨日の雨があがり好天気!「柚子」で久しぶりに「ゆべし」を作りました。
「柚子」30個を綺麗に洗い、ヘタから1cmの位置で切ります。ヘタのある部分は、蓋にします。外側を少し揉み、全体を柔らかくしてスプーンで中身をくり抜きます(下右写真)。
中に入れるアン(味味噌)を作ります。
「味味噌のレシピ」
① 八丁味噌 600g ② 出し汁 100g ③ 砂糖 180g ④ 酒 100cc ⑤ みりん 50cc ⑥ クルミ 100g(クルミは少し焼き、細かく砕き柚子汁(50cc)をふりかけ味味噌と混ぜる)
中身をくり抜いた柚子にアンを八分目位に詰め込みます。
柚子の蓋をして「蒸し器」にて30分蒸らします。下写真の左は蒸らす前で、右は蒸らした後で。あんの味味噌が盛り上がっています。
下写真は陶器の蒸し器で蒸している状態(2回目)で、左写真は蒸しあがった「ゆべし」を徐冷しています。
半紙に1個ずつ包み、約1ヶ月以上軒下に吊るします。1ヶ月以上経つとシマってきて、お好みの固さで食べれます。取り込みした後は冷蔵庫で保管してください。
「ゆべし(柚餅子)」とは、柚子ないしクルミを用いた加工食品あるいは和菓子の一種。
柚子の実の上部を切り取った後、中身をくり抜き、この中に味噌、山椒、胡桃などを詰めて、切り取った上部で蓋をする。そして、これに藁等を巻いて日陰で1か月から半年ほど乾燥させる。食べる際には藁を外して適宜に切り分け酒の肴やご飯の副食物として用いる。 ウィキペディア
中身の柚汁(400cc)を絞り、出し汁・醤油などを加え「特製柚子ポン酢」(約1L)を作りました。
三日間この状態で冷暗所に保管、その後適当な容器に小分けします。