2月19日 久しぶりに「ベルジャン・デユベルビール(Belgian Dubbel BEER )」を仕込みました。説明書によると、ベルギーのモルトフレーバーが強い代表的な修道院ビール?とのこと。これの仕込みは簡単で缶詰めの「モルトエキス」を加温して、砂糖を溶かした還元水に混ぜて発酵させる。一次発酵が終了したら、「プライミングシュガー」を投入したビール瓶に充填するだけです。
左上の写真は「ホップエキス入り モルトエクストラクト」缶の正面で、右写真は、その缶の裏側で日本語の取説などが貼ってあります。
下左写真は、「モルトエキス」を溶解させた「ウオート」を発酵容器に入れ、合計容量が11L になるまで還元水を入れて調整して、液温が28℃が確認後、添付ドライイースト粉末「Belgian Monks Ale 」6g を振りかけた状態です。
上右写真は、英文の取り扱い説明書の挿し絵が、漫画調の日本女性のようです。
下写真が仕込み終わった発酵装置で、左に使用済みの「モルトエキス缶」、後に日本女性が熊と遊んでいる挿し絵の英文説明書を掲げました。
仕込み量 11L で一次発酵の終了は、10〜14日後 3月初旬です。品番「HB-14BD 」と命名。飲み頃は、瓶詰め後 約2週間〜1ヶ月以降で4月頃になります。
材料原価では、「モルトエキス」set ¥2,700.-。砂糖 500g ¥150.- 合計¥2,850.-
出来上がり約10L として、大瓶(633cc )16本 約¥180.-/本 。
下写真は、1月28日に仕込んだ赤ワイン「HWRー9G 」です。主原料は、年末に長女が持参した米国製「PURE CONCORD GRAPE(Lake Wood )」1L (100%grape)。還元水5L に白砂糖400g 溶かし、発酵容器にて主原料ブドウエキスと混合してイースト菌で発酵させるだけです。還元水・砂糖を加えないで発酵させる方法もあるようですが、この発酵装置(12 L )では無理なんです。
下左写真は仕込み終わった発酵装置で、右が液温(27℃)を確認してドライイースト粉末を振りかけた状態です。12〜28℃で直射日光の当たらない場所に保管して下さい。
発酵完了は、約10〜14日間で2月中旬以降。発酵が終わり甘みがなくなっていれば、濁りを確認して瓶詰めします。濁りがあれば、少しグラニュー糖を加え4〜5日放置して瓶詰めします。瓶詰め後 直ぐに飲めますが、2ヶ月以降大体5月頃には熟成が進み香りが出てきます。半年以上経てば(10月以降)更に熟成され、味わい深い美味しいワインになっています。
「日本では、酒造法でアルコール分が1%以上の飲料の製造は禁止されています。1%以上のアルコール飲料を製造する場合は税務署の許可が要りますので御注意下さいーーー。」