5月の連休の初めでした!第二オーガニック野菜畑に最初に定植した「サニーレタス(赤チシャ菜・チマシャンテ)」がスクスクと育ち、この場所が合ってるか!と思いながら、外葉を収穫し始めた2、3日後でした。昨日まで元気だった苗が、一瞬にして萎れてペシャンコになっているのです(下写真 5/7)。
下写真は枯れた(溶けた)苗と隣の元気な苗(5/7)。「ネキリムシ」かも!
カブラヤガ、タマナヤガなど茎を食害するヤガ類(夜蛾)の幼虫の総称で、一見すると根を切られたように見えるため「ネキリムシ(根切り虫)」と呼ばれます。体長40mmほどのイモムシ状の幼虫で、夜行性で昼間は土に潜っています。苗が地ぎわで噛み切られて横倒しになったり、切られた葉などが土の中に引きずり込まれたりします。
下写真は、奥の「赤チシャ菜」が枯れる前の畝です(5/3)。
下写真は「赤チシャ菜」畝の全体像で、奥の数株が枯れ近くの良い苗の葉を早めに収穫した!
下写真で分かるのは、背の高い「ツタンカーメン豆」に接していて、風通し・日陰の場所であったことが原因かもーーーー!
下写真は同じ畝でも手前で「ブロッコリー」横で、風通しが良く、日当たりも良いです。
下写真は「第一オーガニック野菜畑(サバ土)」の東サイドに「玉レタス」(ノーベルSP)と交互に定植した同じ苗「赤チシャ菜」、此処は日当たり・風通しが良いのか色相が鮮やかで苗が強いです。
第二オーガニック野菜畑の「赤チシャ菜」が枯れた原因は、ネキリムシ以外は「軟腐病」か「菌核病」が考えられます(kateisaien01.com)。
「軟腐病(なんぷびょう)」とは、エルウィニア・カロトボーラ、サブスピーシーズ カロトボーラというバクテリア(細菌)が、植物についた傷口から侵入すると感染した細菌が増殖し、養水分の通り道を塞ぐことから植物全体に養水分が行きわたらず、地上部、地際部と枯れて腐って溶けてしまいます。腐敗部は悪臭を放つので症状としてわかりやすのも特徴です。
「菌核病」とはカビが原因で起こる病気で、株元から腐りはじめやがて株全体が軟腐します。しかし軟腐病と異なり悪臭はしません。その後株元に白い綿状のカビが大量に発生し、最終的にはネズミの糞状の菌核ができます。やっかいなことにこの菌核が土壌にそのまま、2~3年は生き続け新たにその場所で栽培すると、またそこで栽培した株に感染してしまう病気です。したがって連作は避けることが必至です。
1 寒さ対策をお忘れなく、寒さが戻ってくる時がありますね、その様なときに作物が弱ってしまう事があります。
2 雨対策も忘れずに、雨は恵みの雨だと喜ぶ人も多いと思いますが、病気を媒介してしまう雨かもしれない、雨が降ってるときよく観察してみましょう、跳ね返りで(高い時は1メートルを超えます)作物に(泥などが)掛かってるはずです。
3 害虫対策は基本、春野菜は虫が付きにくく高く売れるとイメージしてる人とか居ますが、早いと3月初旬から大量発生することもあります。
なるべく農薬を使わない有機野菜を目指していると書かれてたので、オルトラン、オンコルなど害虫対策の薬剤は振って無いと推測してます、「ネキリムシ」の事ですがネキリムシは夜行性で茎や葉っぱを食い荒らします、クモが出るということは害虫が居るということです。(以上 plant note.jp)