「梅雨」は未だ未だ終わりません！ 我が「オーガニック野菜畑」の状況は、「キュウリ」「モロヘイヤ」「大シシトウ」以外の夏野菜は、大体において不作です。「大玉トマト」「ミニトマト」は中々赤く熟さずに腐るのもあり、赤く熟しても雨で濡れればヒビ割れです。「ズッキーニ」は腐り枯れました。定植が遅れた「長なす」「米ナス」は、花芽が数個しか付きません！「オクラ」も花芽の付きが悪く結実しても育たずに腐るのがあります。「カボチャ」「ウリ」「スイカ」なども全体的に花芽が少なく当然 花も結実も少ないです。良く茂って花芽が沢山付き、毎日収穫できた「インゲン豆」に、最近 ブンブン（害虫のコガネムシ）・カメムシ等が群がり、花芽やインゲン豆が喰われ、手の内様がなくなりました。その内に枯れるでしょうーーー！
夏野菜は、全国的に不作で価格は上がるでしょう！
そんな畑で 実生の「青紫蘇」「赤紫蘇」は、虫喰われも少なくウキウキと梅雨時期に育っています。中国原産ですが、今や日本の代表する「ハーブ」の一つで、殺菌作用・力が蘇る効果（滋養強壮）もある様です！ 市販されてる「大葉」は「青紫蘇の葉」ですよ！
下写真は、実生「青紫蘇」の畝（他から集めて移植栽培 7/26）。
下写真は、半分以上処分した「赤紫蘇」畝（青紫蘇同様に他から移植栽培、今年は「梅干し」を作らなかったので下記の「紫蘇ジュースエキス」を作る以外 殆ど不要 7/26 ）。
下左写真はもう一箇所の「青紫蘇」の集団で、右写真は「赤紫蘇」集団！（7/26）
「オーガニック野菜畑」のアチコチに雑草の様に生える実生の「赤紫蘇」「青紫蘇」邪魔でない限り放置、邪魔な実生苗は二、三箇所に纏めて（移植栽培）います。「赤紫蘇・青紫蘇」は離して栽培しないと混血種が翌年増えます。
下写真は「赤紫蘇」の葉っぱ利用して「紫蘇ジュースエキス」を作った工程で、色合いの良い葉を選び取り出し良く洗います。 「赤紫蘇」は太陽が出てる時に収穫すると色が鮮やかに出ます。（7/26 ）
2L の水を沸騰させ、「赤紫蘇」の葉600g を煮込み、暗紫色の紫蘇エキスを抽出、葉っぱは除去します。又 青紫蘇の葉を10枚ほど加えて煮込むと香りが増します。1kgの白砂糖と米酢150cc加え均一にします。暗紫色の液が鮮やかなピンク色の変わり「紫蘇ジュースエキス」の完成です。（7/26）
煮込んだ赤紫蘇の葉を刻んで、醤油・みりん・砂糖で味を整え、油で炒めると「紫蘇の佃煮」の完成です。保存食になりますがーーー。
下写真は「青紫蘇」を利用した「紫蘇巻き」を作る工程で、約6〜8cm大の虫喰いの無い柔らかい葉っぱを選び取り、水洗い後水気を取ります（ 下左写真7/27）。右写真は葉っぱに詰める「味噌アン」です（7/27 ）。
「味噌アン」の作成は、1）八丁味噌 500g、2）白砂糖 300g、3）米粉 80g 、以上を火にかけ溶かし均一にする。4）クルミ（砕粉）60g 5）唐辛子粉末 少量 を混ぜ込む。
乾いた青紫蘇の葉の裏側に「味噌アン」を適当に詰め込み、楊枝で3〜4個ずつ固定します、今回は40串 約150個 完成（下写真参照 7/27）。
フライパンに油を引き中火で焦げ目が多少付く程度 両面を焼き揚げ、油を切る。
下写真は仕上がった「紫蘇巻き」と「紫蘇ジュースエキス」。「紫蘇巻き」はそのまま食べれ、ご飯のおかず・酒のつまみにもなります。「紫蘇ジュースエキス」は当量か倍の冷水で割って飲みますと、夏場の疲れが取れ、穏やかな気持ちになる様です。
「紫蘇巻き」は長期保存（冷蔵庫で1年以上）できます。「紫蘇ジュースエキス」は開封後 冷蔵庫にて約1ヶ月は大丈夫です。環境状況にて発酵する場合がありますが、変な味がしない限り充分に飲めます。
