9月になっても猛暑が続いているが、沖縄を通過した台風9号の影響で丸1ヶ月ぶりの雨が今日の夜半過ぎに降り、その後曇り空で晴れたり曇ったりでした。久々の雨で、今日の水遣りは無い。だが、何をいまさら!で「オーガニック野菜畑」は、野菜の端境期になり、話題は それほど ありません!
それで 現在 問題の「コロナ禍」と「熱中症」 について、現在の状況を掲載します。
1)「コロナ禍」について
世界の感染者 26,031,410人 回復者 17,291,874人 死者 863,028人
日本の感染者 69,535人 回復者 60,183人 死者 1,334人
※9月2日現在(日本時間9月3日14時更新)、米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)集計(JIJI.com ) 日本人の感染者数、死者数は、都道府県発表を9月3日23時時点で朝日新聞が集計。入退院者数は3日0時時点の厚労省発表の全国数値。(Yahoo Japan News )
全国で649人の感染確認、累計7万人に ペースは鈍化
新型コロナウイルスの国内感染者は3日午後11時までに、新たに649人が確認され、累計で7万人を超えた。直近14日間で1万人増え、5万人から6万人に達するまでの9日間に比べ、増加ペースはやや緩やかになっている。
東京都では211人の感染が確認され、5日ぶりに200人を上回った。大阪府では75人の感染がわかった。これまで感染経路が不明だった人も含め、大阪市の医療機関で、入院患者や医療従事者計12人の感染が判明し、府はクラスター(感染者集団)が発生したとみて調べている。沖縄県では3日、新たに9人の感染がわかった。台風9号の影響で集計が遅れた1日の追加分(11人分)と合わせて発表された。(朝日デジタル;9/4 01:56 )
2)「熱中症」について
熱中症での救急搬送人員数は、1週間で1万2804人(2020、8/10〜 8/16 )
総務省消防庁は2020年8月18日、同年8月10日~8月16日の1週間における熱中症による救急搬送人員数が1万2804人(速報値)であることを発表した。消防庁が確認している今年の累計人員数は3万5317人(速報値)となっている。初診時に熱中症を起因とする死亡者は今回週では30人が、3週間以上の入院加療が必要な重症判定を受けた人は510人が確認されている。なお前年2019年の同時期における熱中症による救急搬送人員数は7639人(確定値)で、今回週の人員数はそれと比べると5165人多い。
昨年に続き今年の夏も法的拘束力のある電力使用制限令、または数字目標のある節電要請、さらに数字目標無しの節電要請ですら必要は無い。しかし震災から9年が過ぎた今なお、電力需給の観点で不安な状況が継続していることに違いはない。
また2020年5月時点で気象庁が発表していた最新の夏季予報では、平均気温は平年と比べてやや高め(東・西日本と沖縄・奄美では高く、北日本では平年並か高い)との話だった。降水量は全国的にほぼ平年並との予想と合わせると、熱中症リスクの観点では要注意な状況と判断できる。さらに今年は新型コロナウイルスの流行で、マスク着用を求められる場面が多いことから、熱中症には一層の注意が必要となる。(Yahoo Japan News ,2020,8/18 )
熱中症による死亡者数の動向を探る(2019年公開版)
まずは単純に、年単位での死亡者数の推移をまとめる。
熱中症による死亡者数はその年の夏の暑さに大きな影響を受ける。そのため、大きなぶれが生じているが、原値でも次第に増加していくようすはうかがいしれる。特に猛暑が観測された2010年と2013年、そして直近の2018年に大きく上振れし、影響が大きかったことが見て取れる。
とはいえ、年ごとの気候によるぶれは否めない。そこで毎年の値に関して、その前年と前々年、つまり都合3年分の値を足して平均値を算出し、値を均す方法を用いた結果が次のグラフ。単年によるイレギュラーの影響を抑えることができる。
2012年をピークとして漸減する動きを示しているが、それまでは増加する傾向にあったことが分かる。特に2006年以降、そして2010年以降と2段階に分けた上昇ぶりが確認できる。今世紀初頭の300人前後から、ピークの2012年では4倍近くの値となり、さまざまな要因(高齢・一人世帯化、ヒートアイランド現象の影響、都市部への人口密集化など)が想像できるが、熱中症による死亡者数は確実に増加していた。(Yahoo Japan News,2019.12/16 )
熱中症の死者、10年で倍増
死者数が公表されている18年までの10年間では計9055人。その前の99~08年は計3954人、89~98年は計1708人だった。冷夏だったり猛暑が続いたりして、年ごとの増減があるため単純に比較はできないが、10年ごとに2倍以上増えている。
救急搬送される人も高止まりしている。総務省消防庁によると、5~9月の統計を取り始めた15年以降でみると、17年までは5万人台だったが、18年は9万5137人に急増。昨年も7万1317人だった。今年は本格的な暑さが到来する前だが、6月1日~7月19日に9221人と、昨年同時期より約1・2倍多い。
死者数の増減は、最高気温35度以上の「猛暑日」の増減とおおむね同じだ。100地点以上の観測点で猛暑日を記録した日数は、死者数が1千人を超えた10年が25日、13年は19日、18年は28日と他の年と比べて多かった。00年以降では、猛暑日が0日だった03、09年の死者数は200人台と少なかった。
気象庁が公表している夏(6~8月)の平均気温を基準値(10年までの30年間の平均)と比べても同様の傾向だ。18年までの10年間は平均で0・67度高かった。その前の10年間は0・32度高く、98年までの10年間では0・10度低くなっている。10年ごとに見ると、気温の上昇と熱中症の死者数の増え方もおおむね比例している。
熱中症患者の動向に詳しい国立環境研究所環境リスク・健康研究センターの小野雅司・客員研究員は「熱中症患者の増加は、高温日の増加が強く関連している」と指摘。「暑さを感じにくい高齢者や自分で暑さへの対応ができない幼児は、周囲が見守ることが重要。屋外作業や部活動などは、現場管理者がしっかりと予防策を講じる必要がある」と話す。(山岸玲 朝日デジタル 2020,7/27)
日本に於いては、「コロナ禍」より「熱中症」の方が怖い様です。日本の夏は、熱帯地方(赤道に近い地方)より、湿気が多くジメジメして40℃を記録すれば、同気温でも熱帯地方が湿気が少ない分、日本ほど不快にはならない様です。