1月12日(火)正月らしからぬ正月は終わり、1月も半ばになります。「新型コロナウイルス」は、益々その感染者を増やし、東京都だけの「緊急事態宣言」では治らなくなったようです。
「東京オリンピック」開催開始予定日は7月23日。
残り約6ヶ月で、3月半ばには最終決定が必要でしょうーーー。
今まで 3回連載で”「東京オリンピック」の開催できるのか?”を掲載しました。様々な意見があり、政治的問題・経済的問題から宗教的問題・良心的(精神的)問題・将来的問題にまで絡み出しています。又 どんな決め方をしても痼り(しこり)は残るでしょうーーー!
「オリンピック」とは、何か!
を初心に戻り、考えてみましょう! 自ずと結論が出るかもしれません!
又 「オリンピック」の弊害?については次回 掲載したいと思っています。
「オリンピックの精神」
クーベルタンが唱えたオリンピズム=オリンピックの精神とは「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」。この理想は今も変わらず受け継がれ、彼は「近代オリンピックの父」と呼ばれています。
近年では従来のテーマである「スポーツ」と「文化」に「環境」が加わり、オリンピックは世界中の人々が地球環境について考える機会にもなりました。アスリートが生み出す興奮と感動、そして環境保護への取り組みが、きっと世界中の人をより強く、固く、結んでいくことでしょう。
(公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ホームページより転載)
オリンピックが大切にしていること
オリンピックは4年に一度開催される世界的なスポーツの祭典です。スポーツを通した人間育成と世界平和を究極の目的とし、夏季大会と冬季大会を行っています。
オリンピックの理想「オリンピズム」
オリンピックがもつ根本的な考え方を「オリンピズム」といいます。近代オリンピックは、19世紀の末、フランスのピエール・ド・クーベルタンの提唱によって始められました。クーベルタンは、スポーツを通じて個人が成長し、その人々が交流することによって、世界平和がつくられると考え、オリンピックの復興を提案しました。このクーベルタンが思い描いた理想を「オリンピズム」と呼んでいます。
クーベルタンが唱えた「オリンピズム」とは、「スポーツを通じて心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解しあうことで、平和でより良い世界の実現に貢献すること」。この理想は今も変わらず受け継がれ、彼は「近代オリンピックの父」と呼ばれています。近年では従来のテーマである「スポーツ」と「文化」に「環境」が加わり、オリンピックは世界中の人々が地球環境について考える機会にもなりました。
オリンピック・ムーブメントとは
クーベルタンが思い描いた、理想の「オリンピズム」を現実のものとするために国際オリンピック委員会(IOC)をはじめとする組織や人々が行っている様々な活動を「オリンピック・ムーブメント」と言います。
IOCは、「オリンピック・ムーブメントの目的は、オリンピズムとオリンピズムの価値にのっとって実践されるスポーツを通して、若者を教育することにより、平和でより良い世界の構築に貢献することである。」としています。
オリンピックの価値
IOCは、オリンピックに次のような3つの価値を制定しています。
スポーツに限らず人生においてベストを尽くすこと。大切なのは勝利することではなく、目標に向かって全力で取り組むことであり、体と頭と心の健全な調和を育むことである。
友情 (Friendship)
スポーツでの喜びやチームスピリット、対戦相手との交流は人と人とを結びつけ、互いの理解を深める。そのことは平和でよりよい世界の構築に寄与する。
敬意・尊重 (Respect)
自分と他者を同じように大切にし、ルールを尊重することはフェアプレー精神を育む。これはオリンピック・ムーブメントに参加する全ての人にとっての原則である。
オリンピックシンボル
オリンピックのシンボルである五輪のマークは、クーベルタンが考案したものです。青、黄、黒、緑、赤の色は、地色の白を加えると、世界の国旗のほとんどを描くことができるという理由で選んだとされています。また、5つの輪は5大陸の結合をあらわしています。
本ページの記載内容は、「オリンピック・パラリンピック学習読本 高等学校編(東京都教育委員会発行)」「オリンピック・パラリンピック学習読本中学校編(東京都教育委員会発行)からの一部引用です。(以上 Google; education.tokyo2020.org)
次回 ”「オリンピック」の弊害・問題点”を掲載する予定です。