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ユダヤ系民族の七大財閥とは(2)

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2)「ロックフェラー財閥」

● ロックフェラー家(Rockefeller family)は、ドイツ南部のプロテスタントの一派バプテスト(浸礼派)として起源を持ったアメリカ合衆国の名門一族。祖先はフランス系のユグノー出身であり、本来の家名はロクフイユ(Roquefeuille)であったが、ドイツへの移住とともにロッゲンフェルダー(Roggenfelder)となり、アメリカに移住してからロックフェラーと改称した。

世界最大の石油トラストとして君臨した「スタンダード・オイル」創始者のジョン・D・ロックフェラーと弟でナル・シティー銀行ニューヨーク(現在のシティグループ)創業者の一人であるウィリアム・ロックフェラーによって発展した一族。

世界的な財閥で、石油業や軍事産業、金融業など様々な企業を傘下に収める。その中の代表的企業には、ジョンの孫のデイヴィッド・ロックフェラーが頭取を務めたチェース・マンハッタン銀行(現在のJPモルガン・チェース)がある。これはカーギル(穀物メジャーの一つ)のメインバンクであった。モルガン財閥、メロン財閥と並ぶ米国三大財閥の一角。英国の世界的な財閥であるロスチャイルド家としばしば比較され、2012年5月30日のRITキャピタルパートナーズでの歴史的な資本提携は話題を呼んだ。(右写真は「ロックフェラー財閥の祖ジョン1839~1937(97歳没)」)

● 更には、ジェラルド・R・フォード大統領の下、副大統領に就任したネルソン・ロックフェラーやアーカンソー州知事を務めたウィンスロップ・ロックフェラー、現職のアメリカ上院議員のジェイ・ロックフェラーの3名の政治家も輩出した。(以上 Wikipedia)

右の写真は「ニューヨーク州スリーピー・ホローにあるロックフェラー家の本邸カイカット」(ジョンD.ロックフェラーエステートとしても知られるカイカットは、ニューヨーク州マウントプレザントの町の集落であるポカンティコヒルズにある40室の歴史的建造物博物館です。家は石油王とロックフェラー家の家長ジョンD.ロックフェラーのために建てられました。Wikipedia)

● J.D.ロックフェラーの生い立ち

ジョン.D.ロックフェラーは、決して裕福な家庭というわけでは有りません。彼の生家の大黒柱は、林業から巡回セールスマンに転身し、怪しげな「植物の医師」を名乗りながらエリキシール(エリクサーとも言い、錬金術で作り上げた不老不死の霊薬のことをいいます。)を売り歩き、更には旅人として頻繁に旅にでる放浪癖を持っていました。一方で母は大変立派な人でした。

後に大富豪になるジョン・ロックフェラーも母の手助けにと家事を手伝い、家計を助けるため七面鳥を育てたり、じゃがいもや飴を売ったりしていました。

彼は、お金を貯めるためには勉強をしなければならないと考え、商業専門学校で簿記を10週間のビジネスコースで学んだ後に、製造委託会社であったHewitt & Tuttleで簿記作業の助手として働き始めました。この会社で輸送費の計算の達人にまでなりました。

転機が訪れたのは、1859年のことです。それまで雇われで働くだけで、先が全く見えない中、友人のモーリス・クラークと資本金4,000ドルで会社を起こしました。その会社は前職と同じ、製造委託会社です。(右写真は「若き日のジョン・ロックフェラー」)

● 製油所に投資・支配下・創設

友人と一緒に起こした製造委託会社は利益がどんどん上がり、食料品の卸の会社にも関わらず製油所にも投資しました。この頃の石油産業は、高価な鯨油の代替物として安価な燃料が必要とされていたため、ジョン・ロックフェラーの投資した製油所も儲かることになりました。

兄弟と一緒に、アメリカ随一の生産量を誇るガソリン会社である「スタンダード・オイル・オブ・オハイオ」を創設しました。

1870年 「スタンダード・オイル」は同業他者とカルテルを結ぶことによって、アメリカの製油と販売を自社の支配下に収めることに成功し、、オハイオ州の中でも屈指の高収益製油所となりました。

「スタンダード・オイル」が 独占できたのは

① 秘密の輸送方法による輸送費のコスト削減による低価格の実現

② 低価格にも関わらず顧客毎による価格設定

という他社にはない突出した特徴があったからです。これにより、石油業界の独占的に成功しましたが、数々の知識人や政治家による独占への非難が集まりました。

当時のアメリカでは、法人化した企業は、法人格を取得した州でしか資産を保有することができませんでした。これを回避するためにロックフェラーの取った方法が、各州それぞれに経営する会社を設立しました。しかし、これでは全体の管理が煩雑になり分かりにくくなります。

ロックフェラーの顧問弁護士であったサミュエル・ドッドの提案で、ロックフェラーの所有する各社の株式を受託者に預託し、株式を共通化することにより、その預託者による理事会を創設するという方法です。現代でいうカルテル(巨大企業グループ)ともいう形を考案し、『スタンダード・オイル・トラスト』を創設しました。

石油は、兄のジョン・ロックフェラー が成長させ、

銀行は、弟のウィリアム・ロックフェラー・ジュニアが成長させました。(以上 Google ; rekiwo.com)

●「ロックフェラー財閥」の誕生

ロックフェラー財閥はもともとはユダヤ人財閥ではなくWASP だった。だがユダヤ財閥との緊密な関係が出来上がる中で融合し、ユダヤ化したWASP(ワスプ)とは、「ホワイト・アングロ-サクソン・プロテスタント(英語: White Anglo-Saxon Protestant)」の頭文字をとった略語である

アメリカ最大の利益集団(インタレスト・グループinterest group)の一つで、その経済・金融世界における勢力圏はモルガン財閥と並ぶ。ロックフェラー、モルガンの両集団は互いにライバルであると同時に、戦略的同盟者として20世紀末からは互いに協同しながらグローバル戦略を展開し、アメリカ経済・金融のヘゲモニー(パックス・アメリカーナ)を演出している。2000年9月には、ロックフェラー集団の主力銀行持株会社であるチェース・マンハッタンが、モルガン系金融機関の中軸であるJ・P・モルガンを吸収合併し、同年末、JPモルガン・チェースを発足させ、アメリカの世界金融レジームを確立すべく、ヨーロッパや日本の巨大銀行をしのぐメガ・バンクを形成し始めた右写真は「弟のウィリアム・ロックフェラー・ジュニア」)

ロックフェラー財閥の始祖であるジョン・D・ロックフェラーは、1937年に巨万の富を得て世を去るまで、アメリカ石油産業に発展をもたらした企業家としての生涯を歩み、さらに銀行、自動車、空運、鉄道、化学、情報通信の主力企業を傘下に取り込み、アメリカ最大の企業集団をつくりあげた。

● ロックフェラー家の名を冠する事物
  • ロックフェラー財団 - ジョン・ロックフェラーの遺志から結成された。
  • ロックフェラー・センタービル - ニューヨークの商業ビル複合体の名称。ジョン・ロックフェラー2世に因んで命名された。
  • ロックフェラー医学研究センター(後のロックフェラー大学、右の写真)

● ロックフェラー家の資産は、1000兆円?

ちなみにロスチャイルド家は、1京円(10000兆円)と言われており、ロスチャイルド家に続く資産を持つことが明らかです。(以上 celeby-media.net)

● 日本企業が「ロックフェラー・センタービル」を買収したが?

ユダヤ財閥の凄みを日本企業が骨身にしみて味わったのは、1989年10月の、三菱地所によるロックフェラー・センタービルを含む14棟の買収だった。 このときの買収額は約2200億円と、相場の2倍近かった。 不動産の相場は、オフィス用ビル、住居用マンションを問わず、賃貸に出したら年利どれくらいで賃料が入ってくるかで決まる。 これは、万国共通の不動産常識である。 こんな初歩的な常識を無視し、三菱地所がロックフェラーセンターを買収したのは、ニューヨークの地価も東京に連動して高騰する、そのとき売ればよいと考えたからだ。(写真は「ロックフェラーセンタービル」

結果は悲惨だった。 賃貸に出しても、低い賃料では金利も出ず、結局6年後の1995年5月、1500億円の巨額損失を出し、わずか700億円でロックフェラー家に買い戻される。 情報を重視するユダヤ財閥のロックフェラー家にとって、日本のバブル崩壊は予測済みだった。 買い戻したあと、ロックフェラー不動産部門責任者が、「信頼できる情報は、6年間で1500億円の純益を出す」 と言った言葉の重みを、三菱地所はどのように受け止めただろうか。 この買収失敗が、世界からの笑いものになった事実だけは忘れないでほしい。(ameblo,jp)

ロックフェラー財団、コロナ検査拡大に向け16億円を出資

ロックフェラー財団は4月21日、新型コロナウイルス感染症の検査体制の拡大に向けた行動計画を発表し、1500万ドル(約16億円)を出資すると宣言した。

同財団のアクションプランは3つのステップで構成されており、検査の拡大や、感染の追跡を行う医療組織の連携の構築、検査データを扱うデジタルプラットフォームの設立を目指している。(写真は「ロックフェラー財団プレジデントのRajiv Shah」(Photo by CNBC / Getty Images)(Google; forbesjapan.com)

● ロックフェラー財閥系企業の一部

【通信】NBCテレビ、AP通信、USNEWS

【石油】エクソンモービル、テキサコ(石油を利用した製品)

【軍事】ボーイング

【食品】ペプシ

【情報】IBM、ウェスティングハウスエレクトロニクス

【建設】ベクテル(世界最大のゼネコン)、ロックフェラーセンター

【金融】モルガンスタンレー、チェース・マンハッタン銀行、   ファースト・ナショナル、シティバンク

【交通】GM・フォード・クライスラー(米BIG3)

【その他】GE(ゼネラル・エレクトリックは世界最大のコングロマリット)

(以上 Google、Wikipedia その他)


大変なもんで、自動車のBIG3・IBM・GEがそうだとは知りませんでした。

次回は、「サッスーン財閥」です。期待して下さい。

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