毎年のことですが「韓国唐辛子」を栽培して、完熟赤唐辛子を乾燥させ、粉末にしています。これは「自家製キムチ」作成に必要不可欠の材料なんです。(下右写真が栽培中の「韓国唐辛子」)
和製唐辛子「鷹の爪」では「キムチ」にならないのです。「韓国唐辛子」は、辛さの中に味が感じられ、「鷹の爪」「カイエンペッパー」は、ただの辛さだけなんです。だから若い青唐辛子が丸ごと囓れるのは「韓国唐辛子」だけです。ピクルスには、肉厚のある青唐辛子の「ハラペーニョ」が、最適で「韓国唐辛子」ではイマイチですね!
下の写真は、乾燥させた「完熟韓国唐辛子」の種を取り出す作業です。粉末にタネが混じると辛さが強すぎて?味が変わるようです。この作業が一番大変で丸二日かかりました。種にカビが生えた唐辛子や表面が変色した唐辛子があります。それらは約2割あり破棄します。
野菜電気乾燥機のパレットに入れてありますが、電気乾燥機でマニュアル通りに乾燥させたら赤色が黒っぽくなって一パレットだけで止め、他は全部 魚の干物作りに棚網に入れ自然乾燥にしました。
昨年は、粉末化が遅れて(湿気の少ない2月に出来ず)、殆どがカビが生えてしまい全処分しました。
下写真左は、この三日間で汚れた新品のゴム手袋、顔面・頭部に微粉末が掛からなくする帽子・メガネ・マスクとFace Shield です。これをしないと大変なことになりますよーーー!
コロナ感染予防スタイルが、絶対に必要で右に写真通りのスタイルに、両手にはゴム手袋をして作業します。又 作業着の上にゴルフ時のカッパを着て完全武装で粉末化作業をします。
下写真は、種を除去した「乾燥韓国唐辛子」。初期に収穫した完熟唐辛子は濃赤色だが、冬になって半分赤色して収穫、乾燥させた唐辛子は黄色っぽい赤色になるようです。完熟させ種の入った状態では、乾燥する前に種にカビが生えるようです?
下写真左は、粉末化する唐辛子専用「ミキサー」と「ミル」です。写真が上手く取り込めなかったので、全て拡大写真で申し訳ありません。右写真は、ミキサーに唐辛子を入れた状態で、実際には目一杯詰めます。
下写真は、左右攪拌している状態で、目一杯入れても右の量にしかなりません。この状態は「粗挽き」です。
この粗挽き粉末を「ミル」に入れ「微粉末」にします(下写真)。
下写真は「粗挽き唐辛子」と「微粉末唐辛子」です。
下写真が出来上がった「韓国唐辛子粉末」です。
粉末化した「韓国唐辛子」の量は、600gでした。除去した種とヘタの重さは、その倍の約1200gでした。来年 栽培用の大きな良い種を選び保管します。
これで やっと「自家製キムチ」が出来ます。白菜は自家栽培が失敗、市販品を使いますがニンニク・生姜・ネギ・大根は、自家製。「アミエビ」の塩辛は、入手困難。今回冷凍オキアミ(釣り餌用?)前回は「イカの塩辛」を使ったがイマイチだったーーー!