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欧米人は、海苔を食べない?

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2月14日(月) 曇り(3〜10℃)早朝に処により小雨、次第に晴れる!昨日より気温が高くなりますーーーー!

新聞の日曜版に「海藻天国 日本」の特集がありました。日本人にとっては、必要不可欠な?食材「海藻」が、どうして欧米人は食べないのでしょうか?

海藻」(英: Seaweed 海の雑草は、藻類のうち容易に肉眼で判別できる海産種群(海洋性植物)を広く総称する言葉です。つまり、海の中の植物すべてが「海藻」ですね。陸上にある食用の植物も含めた全ての植物は海藻を祖先とします。つまり毎年、花粉の時期に僕を悩ませている杉も、よく食べるキャベツやその他の食用野菜も全て「海藻」が祖先なんですね。(右写真は、Google;olive-hitomawashi.com)

(上左写真は、Google ;dime.jpで、右図は、Google;mamachi.online)

「海藻」にはなんと2万種類以上のものがあるのですよ。その中で食用にしているのは、数百種類です。

日本の海藻食

四方を海で囲まれている国土に住む日本人と海藻の歴史は長いです。1000年以上もの長い間、日本では料理の出汁をとるのに昆布を使ってきました。

そして、701年の大宝律令には、現在の税金と同じ意味の「調」の中に海藻を見つけることができます。29種類の海産物が租税として納められていましたが、そのうち8種類が海藻でした。

その中の「海苔」は特に日本人に馴染み深く、なんと最近の研究では、海苔を消化する分解酵素を作る遺伝子が日本人しかないという研究もあったくらいです。( Google; sinryourimonogatari.com)

日本人だけが生のりを消化する酵素を持っていた!?

2010年にフランスの微生物学研究チームが「生のりを消化できるのは世界で日本人だけ」という研究結果を発表しました。生のりを分解する酵素を持つ「バクテロイデス・プレビウス」という腸内バクテリアが存在するのですが、このバクテリアを持っているのが世界中で日本人だけということなのです。

どうして日本人だけがこのバクテリアを獲得することができたのでしょうか? そのかぎは「日本人とのりとの歴史」です。(左写真は、 Google ;yamabuki -himawari.comで、右はGoogle;nsakanaya.explog.jp)

生のりが分解できない原因は、のりの中に含まれている「ポルフィラン多糖」という成分です。この成分を分解する酵素を作り出すバクテリアを腸内に宿しているのが日本人だけだそう。
ただ、日本以外にも中国や韓国、イギリスなどのりを食材として食べている国はありますよね。その中でなぜ、日本だけが消化酵素を持っているのでしょうか。理由は二つあります。

一つ目が「のりの食べ方」です。日本以外の国では焼きのりや佃煮のように加熱調理を行って食べていました。代表的なものが焼きのりである韓国のり(右写真は、 Google ; note.com)です。   実は焼きのりの場合、問題のポルフィラン多糖も壊れてしまうのでバクテリアがなくても消化しやすくなります。そういった背景から加工したのりを食べている外国人は消化酵素を持つ必要がなかったのだといえるでしょう。
対して日本ではずっと生のりを食べてきました。成分を壊していないのりを摂取していことが、消化酵素の獲得につながったのです。

二つ目の理由が「のりを食べてきた歴史の長さ」です。日本人は飛鳥時代の頃からのりを食べていたといわれています。その時代からずっと日本人は「生のり」を食べ続けていました。 数百年以上にわたり生のりを食べ続けたことで、いつしか日本人はのりを分解できる酵素をもつバクテリアを体内に取り込んで、腸内バクテリアとして持ち続けることになったのです。いわば、生のりを食べるために日本人は腸内環境を進化させたということです。(Google ; mikata.shingaku.mynavi.jp、右写真は、Google; kondatedera.com)

「海藻を分解できるのは日本人だけ」など 最新研究でわかった日本人の驚くべき体質

「アサクサノリ(浅草海苔)」に関する研究データから、日本人の腸には海藻に含まれる食物繊維を分解できる特殊な腸内細菌がいることが明らかになりました。この腸内細菌を持つのは、世界でもおそらく日本人だけだと考えられています。海藻を分解した際にできる『短鎖脂肪酸』は脂肪をつきにくくする健康成分で、日本人の長寿に大きく貢献しているものと考えられます。 (Google; news -postseven.com、右写真は、amazon .co.jp)

 

日本以外の海藻を食用とする主な地域

イギリス諸島・アイスランド・ハワイ・南米(ウルグアイなど)・アジアの沿岸地帯

調べてみると、イギリス諸島など意外でした。陸上食用植物があまりないところでは海藻は食用として重要だったらしいです。

イギリス諸島での海藻の使い方

ダルス」(右写真は「ダラス」Google;ja.wikipedia.org)イギリス諸島のアイルランド、そしてカナダなどでは「海のパセリ」と呼ばれ、タンパク質、ビタミン群、ミネラルなどの栄養成分を豊富に含んだ貴重な食材として親しまれています。また、その高い栄養機能性から、サプリメントの素材としても高い人気を誇っています。油で揚げて、ベーコンのような感じに仕上げてスナックとして食べます。または、ドライローストにしてサラダのトッピングにも使われています。

そしてこれらの地域ではダルスは古来、食用や薬用として重宝されていました。(右写真は、「加工されたダルス」Google;marikosakata.com) このダルスに関しては、なんとスコットランド西方海上に浮かぶインナー・ヘブリディーズ諸島のアイオナ島にあった中世ケルト教会のアイオナ修道院の修道僧が収穫した記録が残っているのですよ。

「ダルス」は、ダルス科ダルス属に分類される紅藻類の海藻で、大西洋北部沿岸に自生している。カナダ料理やアイルランド料理などでは軽食として食されている。カナダのノヴァスコシア州ではスーパーなどで乾燥した物が袋詰めで売られており、子供達は海で採って洗浄し乾燥した物をスナック菓子感覚で食す所もある。(右写真は「ダルス」Google;shindofuji-nippon.com)

イタリアでの海藻の使い方

イタリア・ナポリ料理に「ゼッポリーネ」というものがあります。ピザ生地に海藻を混ぜて揚げたものなんですよ。外はカリッとして中はモチモチとした食感だそうです。(右写真「ゼッポリーネ」Google ;beergirl .net)   イタリア全体に海藻を使った料理はほとんどないのですが、この「ゼッポリーネ」はナポリ独特の珍しいものです。これは日本人の口にもあいそうですね。磯の香りがしそうです。

ハワイでの海藻の使い方

ハワイ語で海藻のことを「リム」と言います。その中でも、「オゴ」と呼ばれる海藻はポピュラーらしく、サラダの中に入っていたりします。これは日本語の「おごのり」からきているのだそうですよ。この「オゴ」はハワイ料理「ポケ」には欠かせないものです。この料理は、刺身の盛り合わせに塩をして、この「オゴ」を散らすようですね。(右写真は「オゴ」Google;kotobank.com)

「ポケ」とはハワイ語で「切身」を意味する言葉で、現在では魚介類の切身に、塩、醤油、食用油、海藻、香味野菜などを混ぜ込んで調味した料理を指す。ハワイ人には生魚を食べる ...( Wikipedia、右写真は「ポケ料理」Google;lanilanihawai.com)

「おごのり」は、紅藻の1種で、潮間帯付近の岩場に生育する。単にオゴ、ウゴなどとも呼ばれる。食用として、刺身のつまなどに用いられるほか、テングサなどとともに寒天の原料とされる。「おきゅうと」などの原料になるエゴノリとは別種。 海から採取したオゴノリや近縁種を食べて食中毒を起こした例が国内外に多数あり、死者も出ている。(Google、右写真は「オゴノリの一種、note.com)

ウルグアイでの海藻の使い方

ウルグアイでは「わかめ」や「アオサ」を獲って食べる習慣があるようです。なんと、フリッターにして食べるとか、南米版「ゼッポリーネ」ですね。(Google ;snapdish .co.jp)

インドネシアでの海藻の使い方

バリ島には、Rujak Bulung(ルジャック・ブルン、右写真 Google;ameblo.jpという「新鮮な海藻」という意味の海藻料理があります。ナッツなどを乗せて食べるみたいですね。「若いココナッツと好みに応じた辛さのレベルのチリソースをすりおろしたものと混ぜ合わせ、ピンダンソースをかける」とインドネシア語のレシピに書いてありました。ピンダンソースとは魚の甘辛ソースのことのようです。美味しそうですね。

台湾での海藻の使い方

台湾では、基本的に生野菜はあまり食べないのですが、「涼拌海帶(リィァン パァン ハイダイ)」という昆布やワカメの和え物があります。(右写真は「涼拌海帶)」)

(以上 Google;sinryourimonogatari.comを主体に記事)


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14日の天気 - 関東甲信 積雪や路面の凍結に注意 日中は広く晴れて寒さ和らぐ(13日19時更新)

関東甲信は月曜日の朝にかけて平野部でも雪の所が多くなり、積もるおそれがあります。積雪や路面の凍結にご注意ください。日中は関東の天気も回復して、全国的に晴れ間が出るでしょう。各地とも昼間の寒さは和らいで、日差しが暖かく感じられそうです。(右写真は、14日(月)午前0時と午前6時の雨と雪の予想東日本にも雨や雪の範囲が広がってきています。)

関東甲信では気温が下がる日曜日の夜から月曜日の朝にかけて、平野部でも雪の所が多くなりそうです。  日中は雨の所が多かった所も雪に変わって、朝にかけては雪の範囲が広がるでしょう。  関東の内陸や甲信、静岡県の山地では大雪になる所もありそうです。(2/14 0:21 news.yahoo.co.jp)

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