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9)龍安寺(京都市)
「龍安寺」は、京都市右京区龍安寺御陵下町にある臨済宗妙心寺派の寺院。大本山妙心寺の境外塔頭。山号は大雲山。本尊は釈迦如来。開基は細川勝元、開山は義天玄承である。有名な石庭で知られる。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。(上写真は、Google; ウエルビーイング活動-京都、佛教大学)
もともと衣笠山山麓に位置する龍安寺一帯は、永観元年(984年)に建立された円融天皇の御願寺である円融寺の境内地であった。円融寺は徐々に衰退し、平安時代末には藤原北家の流れを汲む徳大寺実能が同地を山荘とした。この山荘を細川勝元が譲り受け、宝徳2年(1450年)敷地内に龍安寺を建立した。(右写真は、Google;きめかけの路)
方丈庭園(国の史跡・特別名勝)、いわゆる「龍安寺の石庭」である。白砂の砂紋で波の重なりを表す枯山水庭園の特徴を有する。
幅25メートル、奥行10メートルほどの空間に白砂を敷き詰め、東から5個、2個、3個、2個、3個の合わせて15の大小の石を配置する。これらの石は3種類に大別できる。各所にある比較的大きな4石はチャートと呼ばれる龍安寺裏山から西山一帯に多い山石の地石。塀ぎわの細長い石他2石は京都府丹波あたりの山石。その他の9石は三波川変成帯で見られる緑色片岩である。(上右写真は、Google; きめかけの路)
寺伝では、室町時代末期(1500年頃)特芳禅傑らの優れた禅僧によって作庭されたと伝えられるが、作庭者、作庭時期、意図ともに諸説あって定かではない。この庭は石の配置から「虎の子渡しの庭」や「七五三の庭」の別称がある。
「虎の子渡し」とは、虎は、3匹の子供がいると、そのうち1匹は必ずどう猛で、子虎だけで放っておくと、そのどう猛な子虎が他の子虎を食ってしまうという。そこで、母虎が3匹の虎を連れて大河を渡る時は次のようにする。母虎はまず、どう猛な子虎を先に向こう岸に渡してから、いったん引き返す。次に、残った2匹のうち1匹を連れて向こう岸に行くと、今度は、どう猛な子虎だけを連れて、ふたたび元の岸に戻る。その次に、3匹目の子虎を連れて向こう岸へ渡る。この時点で元の岸にはどう猛な子虎1匹だけが残っているので、母虎は最後にこれを連れて向こう岸へ渡る、という中国の説話(虎、彪を引いて水を渡る)に基づくものである。(上右写真は、Google; THE GATE)
「七五三の庭」とは、東から5、2、3、2、3の5群で構成される石組を、5と2で七石、3と2で五石、そして3で三石と、七・五・三の3群とも見られることによる。古来より奇数は陽数、すなわちおめでたい数とされ、その真ん中の数字をとったものである。
この石庭は、どの位置から眺めても必ずどこかの1つの石が見えないように配置されている。どこから鑑賞しても庭石が1個までしか見えないようになっているのは、ある石に別の石が重なるよう設計されているためで、日本庭園における「重なり志向」を表したものともいわれている。
10)春日大社(奈良市)
「春日大社」は、奈良県奈良市春日野町にある神社。式内社(名神大社)、二十二社(上七社)の一社。旧称は「春日社」、神紋は「下がり藤」。全国に約1,000社ある春日神社の総本社である。ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されている。(上写真は、Google ; 奈良県 「中門・御廊(重要文化財)。楼門、慶長18年(1613年)建立。正面にある唐破風は明治時代に取り付けられたもの」
奈良時代の神護景雲2年(768年)に平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建され、中臣氏・藤原氏の氏神を祀る。主祭神の武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使とする。(右写真は、Wikipedia;「一の鳥居」)
主祭神は以下の4柱。総称して春日神と呼ばれ、藤原氏の氏神である。
本殿 - 本殿は春日造で4棟並んで建っている。拝殿はなく、一般の参拝者は幣殿の前にて、初穂料を納めて特別拝観を申し込んだ場合は本殿前の中門から参拝することになる。 (右写真は、wikipedia;「本殿(背面) 手前から第四殿、第三殿、第二殿、第一殿。武甕槌命 - 第一殿、藤原氏守護神(常陸国鹿島の神)。経津主命 - 第二殿、同上(下総国香取の神)。天児屋根命 - 第三殿、藤原氏の祖神(河内国平岡の神)。比売神 - 第四殿。天児屋根命の妻(同上)」)
創建 歴史 奈良・平城京に遷都された和銅3年(710年)、藤原不比等が藤原氏の氏神である鹿島神(武甕槌命)を春日の御蓋山(みかさやま)に遷して祀り、春日神と称したのに始まるとする説もあるが、社伝では、神護景雲2年(768年)に藤原永手が鹿島の武甕槌命、香取の経津主命と、枚岡神社に祀られていた天児屋根命・比売神を併せ、御蓋山の麓の四殿の社殿を造営したのをもって春日社の創祀としている。ただし、近年の境内の発掘調査により、神護景雲以前よりこの地で祭祀が行われていた可能性も出てきている。
藤原氏の隆盛とともに当社も隆盛した。平安時代初期には官祭が行われるようになった。当社の例祭である春日祭は、賀茂神社の葵祭、石清水八幡宮の石清水祭とともに三勅祭の一つとされる。嘉祥3年(850年)には武甕槌命・経津主命が、天慶3年(940年)には、朝廷から天児屋根命が最高位である正一位の神階を授かっている。『延喜式神名帳』には「大和国添上郡 春日祭神四座」と記載され、名神大社に列し、月次・新嘗の幣帛に預ると記されている。春日祭当日、勅使が藤原氏の人間の場合は、「藤鳥居」あるいは「藤の鳥居」という鳥居をくぐって本殿に進んだ。(右上写真は、wikipedia;「かつては藤原氏の人間しか通れなかった「藤鳥居」。後醍醐天皇が中宮珣子内親王に贈った和歌にも詠まれた」)
( 以上 wikipedia より抜粋。この項はこれで終了します)
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北朝鮮「火星15」型発射映像を公開 米韓空軍が合同軍事訓練実施
北朝鮮の朝鮮中央テレビは、19日午後5時過ぎ、ミサイル発射の映像とともに、平壌近郊の国際空港でICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星15」型の発射訓練を行ったと報じた。 訓練は、事前の計画なしに金正恩総書記が18日午前8時に命令し、新設された「ミサイル総局」が指導したとしている。 また、金総書記の妹・与正氏は談話を発表し「極めて強力な圧倒的対応を実施するであろう」として米韓合同軍事演習の実施を計画しているアメリカと韓国を牽制した。
こうした中、アメリカと韓国が空軍の合同軍事訓練を19日に行ったことが明らかになった。 今後、さらに北朝鮮の挑発行為がエスカレートすることも懸念される。(2/20 0:56 FNNプライムオンラン,news.yahoo.co.jp)