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◉ 「ハドソン・ヤード(Hudson・Yards)」
ハドソン・ヤード(Hudson Yards)は、ニューヨーク市マンハッタン区ヘルズ・キッチンおよびチェルシーのハドソン川沿いのエリアで進行中の都市再開発事業である。ニューヨーク市都市計画局とメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (MTA) によるジョイント・ベンチャー。
ミッドタウン・マンハッタンの西側の30th Streetから43rd Streetの間に位置しています。ハドソンヤードの大部分は超高層ビルで構成され、一部は住宅、一部はオフィススペースとして使用されています。有名なハイラインなどいくつかの都市公園が建物の間に造られています。
右横写真の「ベッセル」は、「ハドソン・ヤード」の中心部にあるオブジェ。総段数2500を降らない相互に連結された154の階段から成り、かなり注目度の高い建築物です。ベッセルは15階建てのため、てっぺんまで登ると間違いなく良い運動になります!しかし、80個の展望プラットフォームからの景色はその老国見合う価値があるはずです!循環する形をした構造は、エッシャーの描写を思い起こさせるものです。この建築物の珍しい形状からは、蜂の巣、養蜂箱、ジャングルジム、バスケットなど、誰もが様々なものを連想するようです。(右写真は、ベッセルの前で 6ヶ月の孫を抱く筆者、'24/11/26)
「ハドソン・ヤード」工事は2012年12月4日に起工され、高さ895-フート (273 m)の最初のオフィスビル「10 ハドソン・ヤード」が2016年に敷地の南東の角に竣工し、2024年 完成、総工費は200億ドル以上。
この再開発計画の中心は、26-28エーカー (10.5 - 11.3 ha)の複合用途の不動産開発である。コーン・ペダーセン・フォックスが作成した基本計画によると、ハドソン・ヤードには12,700,000平方フィート (1,180,000 m2)以上の新しいオフィス、住宅、および小売スペースを含む16の超高層ビルが建つことになっている。これらは、six million平方フィート (560,000 m2)の商業オフィススペース、レストラン、カフェ、マーケット、およびバーを備えた750,000-平方フート (70,000 m2)の小売センター、ホテル、文化スペース、約5,000戸の住宅、750席を持つ学校、および14エーカー (5.7 ha)の公共空間からなる。
「チェルシー・マーケット」は、既存の菓子工場を改造した屋内マーケットで、約15年を超える間ニューヨーカーたちや世界中の観光客に人気があります。またチェルシーマーケットには35以上の大小のショップが入っており、その種類は衣料品店からフリーマーケット、レストランやバーなど様々なお店が入っているのが特徴です。(右横写真は、ハドソン・ヤードに接する「チェルシー・マーケット」の入り口にて筆者。)
「チェルシーマーケット」は、ニューヨークの「ミートパッキング・ディストリクト」に位置しています。こちらの名前の由来は、1930年代の肉加工をしていた工場が密集していたところに様々なアーティストたちが住み出して、徐々に今のような個性豊かな雰囲気のエリアへと変化しました。
この開発エリアの西端はハドソン・リバー・パークおよびハドソン川、東端は7番街および8番街、南端は西28丁目および30丁目、北端は西43丁目である。総工費は200億ドル以上、1日の訪問者数は65,000人と見積もられている。
「ハイラインパーク」 は、古い高架鉄道上に作られた縦長の公園で、マンハッタンの中心部に位置しています。ミートパッキングディストリクトからハドソンヤードまで続いており、毎年数百万の人々が訪れます。公園内を散策すればマンハッタンやハドソン川の素晴らしい眺めが楽しめるだけでなく、マンハッタンの都会の喧騒から離れることができ、良い気分転換になります。
1930年代に建てられて現在は使用されていなかった、全長2.3キロメートルの高架鉄道上に位置しています。1934年以来、10番街と並行して走るこの鉄道は、マンハッタンの西側に肉や鶏肉を運搬するために使用されていました。高速道路の発達により、鉄道は不要となっていき、最後の鉄道が運行されたのは1980年のことでした。 2003年には、ハイラインパークの開発には1億5000万ドルかかることが推定されていました。ニューヨーク市には支払い不可能な額でしたが、公園周辺の住宅用不動産は上昇の兆しを見せており、税収も見込めたことから、市は公園の開発を決めました。2006年には3部分のうち最初のひとつで工事が始まり、その年の6月には一般公開されました。2011年8月には2箇所めがオープン。最後の部分の工事も終わり、2014年9月にオープンしました。2019年夏には、30th St & 10th Aveより北の部分に”Spur”と呼ばれるハイラインの延長線がオープンしました。この部分は、元々の鉄道線路の最後の残りです。(以上 Google;newyork.jp)
「コーチ(COACH)」
2016年、タペストリー(コーチの会社名)は、ハドソン ヤード10番地にある52階建てのLEED認証ゴールド評価を受けたタワービルディングにコーチのグローバル本社に移転させました。この最先端の建物は、アトリウムが15階の各フロアをつなぐ、都会の高層ビルです。かつての貨物鉄道線から再設計された高架都市公園であるハイラインに隣接しており、当ビルとの境界エリアが文化イベントの中心となります。(右写真は「コーチ本社正面入口にて筆者、筆者の長女(デザイナー?)が此処に数年間在籍、2年前にハイラインパークで婿と出会った様です。'24/11/26 )
タペストリー (Tapestry, Inc.、2017年10月31日以前の社名コーチ、Coach, Inc.) は1941年にニューヨーク・マンハッタンで創業の皮革工房を起源とするアメリカ合衆国のファッション企業である。「コーチ」「ケイト・スペード」「スチュアート・ワイツマン」などの高級ファッションブランドを展開する。