今年は自宅内の「カリン」の木に「カリンの実」が沢山なり、11月になって完熟した実がドンドン落ちてくる。「カリン酒」を3年ぶりに作り、初めて「カリンジャム」「カリンシロップ」を作ってみたがーーーー!
「カリン」(花梨、榠樝、学名: Pseudocydonia sinensis)は、バラ科の1種の落葉高木である。その果実はカリン酒などの原料になる。成熟した果実は楕円形をしており黄色で大型、トリテルペン化合物による芳しい香りを放ち、収穫した果実を部屋に置くと部屋じゅうが香りで満たされるほどである。このため原産地の中国では「香木瓜」とも呼ばれる。
果実は生薬名を和木瓜(わもっか)という。ただし和木瓜をボケやクサボケとする人もあるし、カリンを木瓜(もっか)とする人もいる。なお、日本薬局方外生薬規格においてカリンの果実を木瓜として規定していることから,日本の市場で木瓜として流通しているのは実はカリン(榠樝)である。「カリン」には、カルシウム、マグネシウム、糖質、βーカロチン、ビタミンB群、ビタミンc、ビタミンE、鉄、リン、リンゴ酸、クエン酸、アミグタニン、カリウム、タンニン、食物繊維などの沢山の成分が含まれています。(以上 by Wikipedia )
熟した「カリン」を玄関や居間に置いて、香りを楽しんでいます。
「カリン(花梨)」には高血圧予防によいとされるカリウムが比較的多く含まれています。食物繊維も豊富ですが、基本的に果肉は食べないので効果はあまり期待できません。また、のどによいといわれているので風邪予防にもよいでしょう。「カリン」は生食できないので果実酒、ハチミツ漬け、シロップ漬け、ジャム、ゼリーなどにして楽しみます。( Wikipedia )
下写真は「カリン酒」、輪切りにした「カリン」を果実酒用焼酎(35%)に漬け白砂糖(カリンの約40%)を加えるだけです。半年後位から飲めますが、2、3年以降が色相もアンバー色になり味わいのある「カリン酒」になります。
「カリン酒」の効能は、風邪の際ののど荒れや咳止めに効果があるとされています。「カリン酒」は香りが良く、果実酒の中でも大変おいしいお酒です。飲み方は炭酸割りやオンザロック、お湯割りなどがお勧めです。( by Wikipedia )
熟した「カリン」5個(約1kg)で、「カリンシロップ」を作りました。
とにかく固い果実で、包丁で切る時は要注意して下さい。半分に切った後は簡単に切れますよ。細かく切った実(種も必要ですよ)をたっぷりの水で、アクを取りながら30分煮込むのですが、その写真を撮り忘れましたーーー!
下写真は約30分煮込んで「カリンの実」をこした後のエキスと残骸です。約300ccで白砂糖150g加え、30分煮詰めました。多少トロミが出てきたら「カリンシロップ」の完成です。
出来上がった「カリンシロップ」(約400cc)です。
「カリンシロップ」をお匙に、2、3杯とって熱湯で薄めて飲めば、風邪の始めの咽喉の痛み、咳、悪寒、発熱などに、かなりの効果があります。面白いのは、漢方の理屈で、少陰病。全身の熱エネルギーが衰えて、手足が冷たい、しんどい、食欲ない状態にも使えることです。こういう薬草は珍しい。また、紅茶にカリンシロップを小さじ1杯いれると、素晴らしい香りのアロマティーが楽しめます。(by Wikipedia:松山市ameblo,jp)
下の写真は5日前に作った「カリンジャム」アクが残り、クセのあるジャム(約1kg)です!
「カリン」について余談になるが、自宅の庭には「樫(カシ)」の木を植えて更に「カリン」の木も植えると縁起が良く、金に困ることは無いーーーー!と商売人の義父に言われ、我が家の垣根は「樫の木」で、勝手口の近くに「カリンの木」が有ります。
下写真は我が家の「樫」の木で、約20本あり庭師はウチの奥さんです。
自宅を造った時に苗木を植えて約35年になりますが、今までに金に苦労した事がありません。