冬場になり毎朝欠かせない必需品は、この「シアバター(shea butter)」だ!数年前に米国在住の娘から土産?で使い出したのがきっかけで、乾燥肌や冬場の皮膚の保護に絶対の必需品です。
中央アフリカの主にブルキナファソ・ナイジェリア・マリ・ガーナで「シアバターノキ」の種子から作られ、食用・薬の他に石鹸やクリームなどにも配合される。ロクシタン・ロレアル・ザボデイシップなどの化粧品メーカーが効能に着目し 製品化され広く知れわたった。
シアバターの成分は、ステアリン酸とオレイン酸で、トコフェール・カロチノイド・トリテルペンも微妙に含まれる。
特徴は常温で固形で肌に塗ると体温で溶け浸透するため、植物性油脂だが「オイル」ではなく「バター」と称される。
現地では、古くから食用・薬品・燃料として使われ、傷や火傷の治療目的や筋肉痛・リュウマチ・白髪・脱毛予防などにも用いられ、ガーナでは紫外線や乾燥から皮膚を守るために、生まれてすぐの新生児の全身に塗布する。ムスリムの習慣として生後3ヶ月の男児に施す割礼で、」止血と消毒を目的に使用される。
現在 シアバターの生産は、アフリカの女性達の現金収入になり、綿に次ぐ主要な輸出品になっている。