毎年 4月下旬より三河湾・伊勢湾に船で「魚釣り」に出かけているが、今年はサッパリ釣れないのだ!4、5月は未だ水温が低く魚の喰いが悪い時期だが、6、7月に入って日曜毎に船を出してるが全く釣れない!
今年のような梅雨時期は、多雨・特に豪雨の後は「水潮」で、河口から湾岸の近海は海面下 真水が数十cm 残り、流木や押し出された浮遊物・ゴミが散乱している。又 「二枚潮」といって近海では、海面の潮と海底近くの潮の流れが逆になることもあり、小さな船にとって危険で釣りどころではないです。
今回のブログは、そんな釣り紀行の日々を纏めて掲載しました。
6/14 の釣りで、一色漁港の船出は、大体 日の出後の5時半頃です。右写真に見えるのは篠島?
下写真は「大アジ」狙いの大物用サビキに良型の「メバル」二匹がかかった状況で、右写真は他の乗合船が何隻か居ます(6/14)。
下写真は左右共に、その日の釣果、約35cmの「メバル」以外は、約20cmの「カワハギ」の他は「ベラ」ばかり(6/14)。・
二匹の「メバル」は、刺身にして翌日のゴルフの後、その仲間を自宅に呼び 馳走した!
下写真は、上記の「ベラ」と以前に釣り冷凍にした「小サバ」と合わせ、骨・ヒレ・尾を除去、身だけにして調味料・薬味を加え、FPにかけペースト状に、その後団子状にして油で揚げると左写真の「さつま揚げ」の完成です(6/16)。
下写真は梅雨時期で稀な晴れ日、穏やかな海面ですね。その日は田原沖にてアンカーリング( 6/21)。
その日は、下記の約40cmの良型「アイゴ」二人で三匹が釣れた。「アイゴ」はこの辺りでは全てリリーフのようです、全てのヒレに毒があることと素人には内臓処理が難しいようです。私は船上で、全てのヒレをハサミで切り落とし(写真参照)三匹 自宅に持ち帰り、刺身にチャレンジした、それほどクセのある身ではではなく充分に食べれた。昆布締めした切り身は、コシがあり美味かったです。(右写真 6/22)
下写真は伊勢湾・三河湾では少数の「小アジ」「小サバ」位全くの坊主に近い!帰りに一色漁港沖の水深5〜7mの砂地で「タコ釣り」で小型タコをゲット!下写真は釜揚げした「タコ」(6/21)
「タコ」の処理は、〆めた後に頭を裏返しにして頭の中の内臓を取り出し、粗塩で3〜4回揉み洗いし全体の滑りを落とす。よく水洗いし沸騰したお湯に浸すこと15〜30秒で取り出す。除冷する。切った断面が半透明の状態がベターです。
下写真はその日の晩食で「タコ刺身」付け合わせの胡瓜も自前(6/21)、右写真は翌日の晩食で「小アジ」の塩焼きと「タコ刺身」(6/22 )
7/5の釣り(下写真)も、たまに20cmクラスの「白キス」が釣れた以外サッパリ釣れなかった。
7月の後半は、梅雨前線が停滞し、三河湾全体が「水潮」で釣りには不向きな状態で、暫く釣り行きは中止していました。それが 8/2に我慢できずに、船オーナーと二人で出かけました。
三河湾は田原沖から篠島沖、伊勢湾は通称「中之島魚礁」近辺を全て当たったが、餌取りも居なく偶に居ても直ぐ居なくなる状況ーーー。他の釣り船もチラホラですぐ退散するようです。
日間賀島近くで「キス」狙いにしたが、下写真にある「ベラ」しか釣れませんでした。
ところが 帰りの一色漁港から約1km位にある「大ブイ」周辺で「サビキ釣り」をしたら、「小サバ」の群れが居たのか下記の釣果でした。昨年の今頃、此処で「小アジ」「イワシ」「小サバ」をサビキでたくさん釣った場所です。
沖にはいなくて、こんな近海に群れがいるとは?掌サイズの「小サバ」約50匹、10cmサイズの「小アジ」10匹が約30分の釣果。(8/2 )
今年の釣りは、今後どうするか?オーナー船長(釣り歴50年超)も悩んでいます。大型魚は、近海にはいなくなり、伊良湖沖の「神島」近辺か「答志島」近辺まで行くには船が小さいのです。