9月7日(水)午前中は曇り、午後は雨時々曇り(24〜29℃)雷雨に注意!
「ハーブ(herb)」とは、それぞれが個性あふれる香りをもち、花、茎、葉、種子、根などが、薬品、食品、染料その他さまざまな用途に用いられ、美容や家事に至るまで人々の生活に役だち、うるおいを与えてくれる有用植物の総称。特有の香りをもつものが多いので香草と訳されるが、香りの強いものばかりとは限らない。ラテン語のherba(緑の草)が語源である。代表的なハーブであるラベンダーがラテン語で「洗う」を、セージが「救済」を意味するように、またディルがノルウェー語の「なだめる」から生まれたように、ハーブが人々の生活といかに深いつながりがあったかは、それらの語源からもうかがえる。ここでは、植物に含まれる成分が生活に役だち有効に利用できるものであれば、ゴボウやニンジンのような一部の野菜も含めてハーブとして扱う。(以上 Wikipedia;kotobank.jp[森田洋子]、右写真はGoogle;「ラベンダー」engei.net)
(上右写真は Google;「セイジ」ja.wikipedia.org、右写真はGoogle;「デイル」jp.mercari.com)
主な用途
クレソン(ウォータークレス)やセイヨウタンポポ(英名ダンデライオン)のようなミネラルやビタミンを含むハーブは野菜の代用となり、また含まれる成分によっては利尿作用、消化作用、強壮作用、鎮痛作用、消炎作用、抗菌作用などがあるハーブもあり、これらはその特性を生かして薬草(薬用植物)として利用されてきた。
(上左写真は Google;「クレソン」foodslink.jp、右はGoogle;「西洋タンポポと日本タンポポの比較」dailyportalz.jp)
ハーブをお茶のように湯で浸出して飲むハーブ・ティーは、色や香りを楽しむだけでなく、ストレス解消にも役だつし、料理の風味や香りづけに用いられるハーブ・スパイスは香辛料として食欲増進、さらには食品の防腐剤としても役だつ。(右写真は Google;「ハーブテイー」lowch.com)
芳香のあるハーブを乾燥させてドライ・フラワーにしたり、ポプリ(香り壺(つぼ))や匂い袋(サシェ)など香りを利用する小物をつくることもできる。鉢植えのハーブを観葉植物のように部屋に置いておくだけでも、観賞用のみならず芳香が部屋に満ちるなど、生活に役だつ。また、ハーブで布を染めると、素朴な色合いを生み出す草木染めの染料にもなる。美容と健康のためには、ハーブを風呂に入れたり、精油(エッセンシャルオイル。植物の組織中や表面にある香りの袋に含まれる揮発性オイル)を植物油でうすめたものでマッサージすると、体の細胞の活性化を図ることもできる。生のままや乾燥したハーブに湯を注ぎ、冷めたら漉してビンに詰めれば、オリジナルの化粧水、ハーブ・ローションができあがる。このように人々は多様な用途をみいだし、生活のなかに取り入れてきた。ハーブを生活に役だてるためには、それぞれのハーブの特質とそれにあった使い方をよく知り、有効に利用することがたいせつである。(以上 Wikipedia;kotobank.jp[森田洋子])
国や地域を問わず、イタリアンでよく使われるバジルやエスニック料理に使われるパクチー、デザートやカクテルに入れられるペパーミントなどが頭に浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
材料となるハーブ独特の風味が味の決め手となっている料理も少なくありません。肉や魚などの食材の臭み消しや、品種によっては防腐剤のはたらきを果たしてくれるものもありますね。また、乾燥させてお茶として利用したり、お酒に浸けてリキュールとして使ったりすることもあります。(以上 Wikipedia;medipalette.lotte.co.jp、右写真は Google;gardening-news.net)
海外では、
古代ギリシアの時代には既に、ハーブの薬効を利用する「植物療法」が広く知られていたといいます。日本では、植物由来の薬は「漢方」として知られています。西洋では古くからハーブがその役割を果たしてきたといえるでしょう。世界中を探しても、植物療法が存在しなかった文化はほぼないと考えられています。
「ハーブって本当に効くの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、現在の日本では植物から作られる「薬」にはあまりなじみはありませんよね。しかし実はヨーロッパではハーブの薬としての有効性が認められています。(右写真は、Google;「レモンバーム(メリッサ)」lovegreen.net)
特にドイツではハーブを原料とした医薬品が多く、現在でも店頭でさまざまなものを見かけることができます。ドイツの連邦保健庁には、「コミッションE」というハーブを医薬品として利用する場合の効果と安全性を協議する専門委員会が設置されており、世界的権威を持っています。
例えばよく肉料理などに使われる日本でもメジャーなローズマリーは、消化不良に対する効果があることがコミッションEによって認められています。また、セージは多汗症に対する効果をコミッションEで認められています。さらにコミッションEでは認められていないものの、高脂血症や認知能力・記憶力に対する有効性も示唆されています。植物療法は人類の歴史とともに進化してきたものの一つです。科学が発達する以前、人類は経験の蓄積によって薬の効果を裏付けてきたことでしょう。(以上 Wikipedia;medipalette.lotte.co.jp、右写真はGoogle;「バジル・ローズマリー・タイム等」agri.mynavi.jp)
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台風11号は温帯低気圧に 北日本は暴風警戒
台風11号は温帯低気圧に変わったものの、最大風速は大きくは変わらず、強い風の領域は拡大する可能性があります。 低気圧に近い北日本の日本海側は暴風となるおそれがあり、飛来物や倒木による停電などに警戒が必要です。 温帯低気圧の南に広がる雨雲が西日本と東日本を通過しており、局地的に強い雨を降らせています。21時30分までの1時間に関市板取で11mm、名古屋市で5.5mmを観測しています。 紀伊半島南部など一部では今夜にかけて激しい雨の降るおそれがあります。また、北陸でも雨の強まりに注意が必要です。(9/7 0:46 weathernews.jp,news.yahoo.co.jp)