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2月初旬「世界で最も住みやすい都市」とは!

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2月7日(水)快晴(0〜10℃、湿度93%、風速1〜2m/s 、体感温度 -2℃、AQI 24-良い、5:00 現在)

「世界で最も住みやすい都市」とは!

英国の政治経済誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)による、2023年の「最も住みやすい都市」ランキングが発表され、ウィーンが昨年に続き首位を守った。(右写真は Google ;「ウィーン」はオーストリア東部にある首都で、ドナウ川のほとりに位置しています。芸術的にも文化的にも名高い同市は、モーツァルト、ベートーベン、フロイトなどかつての住民が大きく貢献しています。ハプスブルク家の夏の離宮であったシェーンブルン宮殿など、帝国時代の宮殿でも有名です。ミュージアム クォーターにある新旧の美術館には、エゴン・シーレ、クリムトをはじめとする芸術家の作品が収められています。)

この調査は、世界の173都市(昨年外れたキーウを含む)を対象に、安定性、医療、教育、文化・環境、インフラの5項目を数値化し、住みやすさを評価するもので、2020年をのぞき、毎年ランキング形式で公表されている。2023年の調査は2月12日〜3月12日に実施された。

新型コロナウイルス感染症によるパンデミック後の正常化が進み、アジア、中東、アフリカの発展途上国の多くでは医療や教育のスコアが向上し、住みやすさが改善された。これにより、今回の調査では住みやすさ指数の平均が、前年の73.2から76.2(100点満点)に大幅に上昇し、パンデミック前の平均値である75.9を超え、15年ぶりの高水準に達した。

なかでも最もスコアが向上したのは医療で、教育、文化・環境、インフラについては向上したものの変化が小さかった。唯一わずかだが低下したのは安定性で、生活費高騰の中、多くの都市で汚職や社会不安に対する認識が高まっていること、また、一部の都市で犯罪が増加している点が反映されている。

 

「ウィーン」の魅力は安定性と優れたインフラ、充実した教育·医療サービス、豊富な文化や娯楽の機会などに支えられている。評価スコアの内訳は、安定性、医療、教育、インフラが100で、文化・環境のみ93.5だった。大きなスポーツイベントが比較的少ないことが数少ない欠点として挙げられている。それは2位の「コペンハーゲン」にも当てはまるという。(右写真は「コペンハーゲン」。デンマークの首都です。バルト海にあるシェラン島とアマー島に位置しており、エーレスンド橋によってスウェーデン南部のマルメとつながっています。町の中心部でもある歴史地区には、18 世紀にさかのぼるロココ調のフレデリックススターデン地域があり、同地域には王室の居城であるアマリエンボー宮殿があります。近くには、クリスチャンスボー城や、王室コレクションを有する庭園に囲まれたルネッサンス様式のローゼンボー城もあります。 ― Google)

注目されるのは、前年のトップ10の顔ぶれは欧州が6都市、カナダが3都市だったのに対して、今年は欧州が4都市に減り、オーストラリア2都市を含め、アジア太平洋地域から4都市がランクインしたことだ。なかでも、3、4位につけたオーストラリアの「メルボルン」「シドニー」は昨年急落したのち、上位に返り咲いた。(上右写真は Google ;「メルボルン」オーストラリア南東部の海岸沿いにあるビクトリア州の州都です。街の中心にはモダンなフェデレーション スクエアがあり、ヤラ川沿いに広場、バー、レストランなどが軒を並べています。サウスバンク地区にあるメルボルンのアート区には、舞台芸術の複合施設であるアートセンターや、オーストラリアや先住民の芸術品を展示するビクトリア国立美術館があります。

前年と同じ10位の「大阪」はアジアの都市で唯一トップ10入りした。評価の総合スコアは前年の95.1から0.9ポイント上がり、安定性、医療、教育が100で、文化・環境が86.8(トップ10の都市では最も低い)、インフラが96.4だった。(右写真は Wikipedia ;「大阪」大阪府中部に位置する市。大阪府の府庁所在地および近畿地方で最多の人口を有する市であり、政令指定都市に指定されている。また、梅田駅周辺に日本最大級の超高層ビル群、売上高を擁する世界規模の大都市である。 西日本および近畿地方の首位都市であり、経済・文化・交通の中心都市。)

なお「大阪」と10位を分け合ったニュージーランドの「オークランド」は最もランクアップした都市の2位(25ランクアップ)、同じニュージーランドのウェリントンは1位(35ランクアップの23位)だった。その他、パース、ハノイ、アデレイド、クアラルンプール、ジャカルタ、香港といったように、アジア太平洋地域の都市が、最もランクアップした都市トップ10に8都市も入った。

米国の都市は上位20位内に入れず、ロサンゼルスサンディエゴは昨年から順位を17も下げた。両都市はスコア自体はそれほど大きく下げていないが、ほかの多くの都市、なかでもアジアの都市がスコアを上げたため追い抜かれた。米国勢ではホノルルの25位が最高だった。

逆に最もランクダウンした都市には欧州が多く、エジンバラ、ストックホルム、マンチェスター、ロッテルダム、リヨン、ロンドンなどが並んだ。労働者のストライキや内乱の増加などで安定性の評価が低下したのが大きな要因だ。

(以上  Google ; yamatogokoro.jp、forbesjapan.com より抜粋)

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