7月29日東海地区は「梅雨明け宣言」! その日から猛暑の季節に突入したようです。
約2ヶ月間 荒塩と赤紫蘇に漬けられた「紀州南高梅」は、やっと真夏の太陽の下で目一杯の紫外線を浴びます。
右写真はビニル袋に「南高梅」3kgに粗塩 550g 加え、空気を遮断し重石を乗せ漬け込む( 6/5)左写真は三日後表面まで梅酢が上がってきました(6/8 )。
右写真は、洗い乾かした赤紫蘇の葉 400gを粗塩80g で揉み、アクを出し切った赤紫蘇。左写真はその赤シソを梅酢の出てるビニル袋に入れ空気と遮断させる(6/8 )。
甕の中で漬け込むこと約2ヶ月、梅雨明けまでの辛抱でした。
7/30 漬けた甕を庭に出し、新聞紙を広げた竹ざるの上に赤く染まった「紀州南高梅」を並べた!
カンカン照りの太陽の下で干すこと三日間、一部の梅に塩が析出している(8/2)。
翌日の朝 常温状態で清潔なガラス容器にて保存した。左の「梅干し」」は第一回目の3kg、右が2回目の3kg 今回の「梅干し」。市販品は塩に合成調味料を配合した食べやすい「梅干し」が多く、これは粗塩と赤紫蘇だけの昔ながらの「梅干し」の完成!
残った梅酢の染み込んだ「赤紫蘇」を太陽下で干し「ゆかり」作りです。「ゆかり」とは梅酢の染み込んだ赤紫蘇を完全な乾燥させ、粉末にした「ふりかけ」です。
今年は紀州南高梅などの梅が収穫する時期に、常時担当するうちの奥さんが長期海外旅行に出かけ不在で、私に全てが任されました。「梅干し」6kg、「梅酒」2kg、その他に約4kg 位使いました。