4月10日 やっと暖かくなり、多量の麦芽を主原材料(フルマッシング)の本格的なビール作りに挑戦!「Hop Burst Pale Ale Beer『HB-8HBPA 』」
10L仕込みで、麦芽(モルト)2743gは各5Lに分けて仕込み煮出し、発酵容器で一緒にしました。残念ながら原材料の写真を撮り忘れ、途中からの写真で申し訳ありません。
麦芽(モルト)の内訳は、ベールモルト2004g・クリスタルモルト192g・ウイートモルト547g 合計2743gを使った。
「マッシング(糖化)」作業は、5L 鍋に4L の還元水を72℃まで加温し、麦芽を詰めた袋を投入(麦芽と湯の混合物を「マッシュ」と呼ぶ)、マッシュをお玉で撹拌し温度を68〜70℃に60分保持します。麦芽(モルト)に含まれるデンプンが糖化酵素の作用で糖化(糖に分解)させる工程です。
60分経って麦芽袋を取り出し、湯ぎりし絞った液体は全て鍋に戻します。水質調整剤(石膏粉末)少々加え、蓋をせずに強火で沸騰させ60分間煮込みます。水分調整し各鍋を5L にします。火を止め「ホップ・シトラ」「アイリッシュモス」を投入し15分間放置後 冷却します。
取り出した糖化を終えた「麦芽カス」で、オーガニック畑の肥料にします。
二つの鍋にある液体(ウオート)の温度が18〜30℃にて、発酵容器に移し全量を10L にした。ウオートの入った発酵容器を激しく降って泡立てた(エアーレーションと言い、発酵前のイーストは酸素を必要とするから液に空気を巻き込ませておく)。「ドライイースト(English Ale)」を液面全体にパラパラと振りかけ手早く蓋をし、直ぐに2回目の「エアレーション」。10分後に発酵容器全体を激しく揺すって再度「エアレーション」しました。
「一次発酵」は、ウオートの入った発酵容器は18〜26℃の場所にて静置すると6〜48時間で発酵が始まります(イーストが糖分をアルコールと炭酸ガスに分解する為、炭酸ガスが発生放出)。
約7〜10日後頃 炭酸ガスの発生が終わり容器内の表面の泡が無くなったら、一次発酵の終了でその後二日間放置します。予定では4月20日以降です。
今日は4/15ですが順調に発酵しております。その後「プライミング」(発酵が終わったビールに炭酸ガスを溶け込ませる工程)などが「後半分」で説明します。