春から初夏になる5月に入り 「山椒の木」の二本に「実(種)」が付きました。5月中旬には大きさが5mm位の球体で収穫できます。この緑色の実(茹でると柔らかい)を残して、秋頃の赤い実(乾燥させ粉山椒)を収穫することも出来ます。
「サンショウ(山椒)」別名「ハジカミ」と言う。原産国は日本であり、北海道から屋久島までと、朝鮮半島の南部にも分布する。若葉は食材として木の芽の名称がある。雄株と雌株があり、サンショウの実がなるのは雌株のみである。
我が家の周辺には、現在4本の生木が育ってるが自然?に枯れることも多く、下部の池面を注意して見ると実生の苗が生えているーー。
上の2本には実が付く(雌株)が下の2本は付かない(雄株)ようだ。
下の写真は 5/20 に収穫して2分間 茹でた「山椒の実」で、柔らかくて手で潰れます。食べると口が痺れます。
- (利用方法)
- 若芽・若葉(木の芽)
- 木の芽は緑が鮮やかで香りが良いため、焼き物、煮物など料理の彩りとして添えられ、また吸い口として用いられる。使う直前に手の平に載せ、軽く数度叩いて葉の細胞(油点)を潰すと香りが増す。特に筍との相性が良い。また、木の芽を味噌と和えた「木の芽味噌」は、木の芽田楽、木の芽和えや木の芽煮の材料となる。
- 花(花山椒)
- 花を漬けた花山椒は、料理の彩り、佃煮、当座煮などに用いられる。
- 果皮
- 熟した実の皮の乾燥粉末(粉山椒)は、香味料として鰻の蒲焼の臭味消し、七味唐辛子の材料として用いられる。この果皮が一般的に調味料として知られている部位である。乾燥粉末の状態だと品質の劣化が激しく、一日ほど空気に触れるだけで、色合いも風味も大幅に損なわれる。密封して冷凍保存すると長期間、鮮度が保たれる。菓子類への利用では、五平餅に塗る甘辛のたれや、山椒あられ、スナック菓子のほか、甘い餅菓子の山椒餅、切山椒がある。
参考文献:「Wikipedia:サンショウ」