9月下旬、台風17号の影響?で気温が下がったり上がったりして、天候が不安定ーーー!しかし「サトイモ(赤芽・八名丸)」は、元気に育っています。今年のサトイモ畝は、昨年失敗した場所ではなく、日当たりの悪い粘土質の「第二オーガニック野菜畑」に変えたのだ。
それで 収穫時期が近づき、サトイモ「赤芽」を試し掘りしてみた(9/22 下写真参照)!
何じゃい!これは芋が全く付いてない、形成されてないのだ! 周囲の土も固く学校の運動場のようで、スコップを入れるのに難儀だった。昨年のサトイモ「八名丸」より出来が悪いーーーーー!隣のサトイモ「八名丸」も多分 似たようなもんで掘るのが怖いーーーー!
サトイモの芋が出来ない理由をネットで調べると ① 窒素肥料が多すぎる。② 水分が不足している。
窒素肥料あるいは窒素分がおおすぎるため葉のみが伸張して芋ができないのでは?と推測されます。土が固いというのは20cmほども掘り込んでおけば芋はなるはずです。里芋は熱帯が原産で乾燥を嫌います。乾燥しすぎると、生育が悪くなり、収量や品質を落とします。梅雨明け前から除草した草や藁で株元を覆って保湿し、夏場も乾燥する時期は、7~10日くらいの間隔で朝か夕方に水やりを行います。(by Wikipedia )
やはり栽培の仕方が間違っていたのです。今 9月下旬ですが、先ずマルチを外し発酵鶏糞を有機質追肥として施し土寄せをします。次回の試し掘りは、11月中旬とします。
雑草を取り、黒マルチを除去して追肥し土寄せした! 土寄せに邪魔な「大生姜」は早めに収穫します(9/24 )。
サトイモ「八名丸」畝で、黒マルチを除去 雑草を取り追肥、土寄せした。小芋や生姜の一部が地表に出た株もあったが、中耕し土盛りした(9/24)。
試し掘りした「サトイモ赤芽」は、親芋と茎に分け、茎は「ズイキ(芋茎)」として利用します。「干しズイキ」はサトイモの茎の皮を剥ぎ、乾燥させた干物です。
生のまま皮を剥いて茹でて酢の物や煮物にしたり、乾燥させたもの(芋がら)を水で戻して煮物や炒め物などで美味しく食べられます。
赤い茎は「赤がら」と呼び、アクが少なく、こちらはアク抜きをすると食用にできます。里芋の茎のアク(えぐみ)はシュウ酸カルシウムによるものです。シュウ酸カルシウムの結晶は尖っているため、肌に触れれば皮膚を刺激して痒み起こし、アクが抜け切っていないものを食べればいがらっぽさを感じます。食べれる赤がらの品種は、八ツ頭、セレベス(赤目芋)、えび芋(唐の芋)などです。