11月8日(金)昨日テスト的に「干し柿」作りしたが、天気予報では暫く秋晴れが続き今後どんどん寒くなると。よって午前中 例年入手する農産物特売場に行き「干し柿用渋筆柿」(普通の渋筆柿は300円/5kg、大玉渋筆柿は500円/5kg) を一袋ずつ合計10kg 購入した。
先ず 筆柿のヘタに、ぶら下げる凧糸(昨年使用した専用凧糸で1〜3個用)を取り付ける。次に皮をピラーで剥きます(下写真)。
この作業に約2時間、10kg 約70個が準備でき、前回分と合わせて約100個だよ!
そのまま 沸騰した湯に数秒浸し「熱湯消毒」します。長く置くと煮柿になり、ダラダラで使えませんよーーーー!
なるべく早く軒先に吊るします。この際 消毒した柿には、素手で一切触りません。
天候次第ですが、大体一週間で表面に皮?ができて柔らかくなり、中にある種をほぐすように揉みますとより熟成が進みます。二週間位で甘さが出て食べれるようになります。柔らかい状態で常温(18〜26℃)で放置すると、湿度次第でカビが発生しやすいので冷蔵庫に入れてください。しばらくすると表面に白い粉が吹いてきます。これは干し柿のデンプンが糖化した粉で仕上がりの良い状態です。干し過ぎると固くなりカビの発生を予防できますがーーー。
「干し柿」は柿の果実を乾燥させた食品で、ドライフルーツの一種である。ころ柿、白柿とも呼ぶ。 日本、朝鮮半島、中国大陸、台湾、ベトナムなどで作られている。日系移民によってアメリカ合衆国のカリフォルニア州にも干し柿の製法が伝えられた。(by Wikipedia )
「干し柿」は渋柿でないと甘くならない!
甘柿と渋柿
「干し柿」に用いられる柿は、そのままでは食べられない渋柿であり、乾燥させることにより、渋柿の可溶性のタンニン(カキタンニン、シブオール)が不溶性に変わって(渋抜きがされて)渋味がなくなり、甘味が強く感じられるようになる(その甘さは砂糖の約1.5倍とも言われる)。乾燥させずに生食される甘柿とは風味や食感が大幅に異なるため、甘柿が苦手でも干し柿は平気で食べる人もいるし、逆に甘柿が好きでも干し柿が苦手な人もいる。
甘柿は渋柿と違って渋抜きをせずに食べられるが、糖度そのものは渋柿のほうがはるかに高いため、甘柿を干し柿にしても渋柿ほどには甘くならない。
表面に白い粉が付着していることが多いが、これは柿の実の糖分が結晶化したものである。主にマニトール、ブドウ糖、果糖、ショ糖からなる。日本ではかつてこれを集めて砂糖の代用とし、中国ではこれを「柿霜」(しそう)と呼んで生薬とした。(by Wikipedia )