前回 「師走」とは!を掲載したから、今回は「正月」を選択してその詳細を「Google・Wikipedia」で調べてみました(冬の野菜畑は話題が少ないーー)。
「正月」は、各暦の年初のことである。文化的には旧年が無事に終わったことと新年を祝う行事である。正月飾りをし、正月行事を行ったり御節料理を食べて、盛大に祝う。 日本では、1月1日の元日のみを国民の祝日としているが、実際には少なくとも3日までの三箇日は事実上の祝日と同じ状態となる。
写真は2019年(平成31年元旦、5月から令和元年)の「初日の出(西尾市宮崎海岸にて)」。我が家の元日は、朝6時に起きて全員で西尾市吉良町(当家の本籍地)の宮崎海岸に出かけ、「初日の出」(午前7時頃)を詣でます。海岸では大勢の人が集まり、地元の青年会?が準備した甘酒・おでん・コーヒー等が振る舞われます。
「正月」とは一年の初め。一年の生活の始まりとして各国で祝われる。古代エジプトでは秋分,ユダヤ,バビロニアでは春分,ギリシア(前5世紀まで)では冬至が一年の変り目とされていた。ユリウス暦の第1月は,門の守護神ヤヌスにちなんでラテン語でJanuarius(英語January)と呼ばれ,元日は祝日で,贈物(strena)がかわされた。この習慣は近世になってクリスマスに行われるようになった。日本の正月は年神を迎え豊作を祈る年初儀礼で,盆とともに祖霊をまつる二大年中行事である。門松を飾っておく15日(現在は7日ごろ)までを松の内といい,15日前後は小正月と呼ばれる。12月8日にお事始めと称し正月準備にかかり,大晦日(おおみそか)は年神を迎えるため除夜の鐘を聞きながら夜を明かし,初詣(はつもうで)に行く。松の内の行事は元日の年始礼(年賀)に始まり,初荷,七草,鏡開きなどが行われる。また雑煮(ぞうに),お節(せち)料理などの正月料理を食べて祝う。(Wikipedia )
下の写真は、今年2019年 正月の我が家の「お節料理」です(全て自家製)。
古代ローマでは1年は10か月で March が初月、1st March が正月(新年初日)であった。紀元前713年頃、ヌマ・ポンピリウスにより January と February が加えられ、1 January が正月(年の暦は、January から December、現代英語を含むラテン語派生系言語の7月から12月は、ラテン語:(例として英語では)September, 7番目、October, 8番目、November, 9番目、December, 10番目、の意味))になったが、執政官には紀元前153年まで使われなかった。
旧暦(日本では天保暦)の1月1日{立春前後、グレゴリオ暦(新暦)での2月頃}は旧正月と呼ばれる。中国・台湾・韓国・ベトナムなどでは、新暦の正月よりも旧正月の方が重視され、お年玉もこの日に渡される。中国では「春節」、「過年」、「農暦新年」といい、ベトナムでは「テト(ベトナム語: Tết )」といわれる。テトは「節」という漢字のベトナム語読みに相当する。また、旧暦1月のことを「正月」と呼び(旧暦では「正月」が正式名、「1月」が異名である)、旧正月を「正旦」ともいう。日本でも沖縄県や鹿児島県の奄美群島などの一部地域では旧正月を祝う地方がある。
大晦日から初日の出:江戸時代の庶民は大晦日の晩は寝ない。だから「除夜」という。年越しそばを食べ、除夜の鐘をついたら、(だいぶ間があるけど)初日の出を拝む。そして元日はひたすら寝て(寝正月)、二日から正月行事をしたという(だから初夢は二日の晩の夢とされた)。ちなみに年越しそばは、月末に食べていた「晦日そば」の名残り。
除夜をしない 武家や公家では元旦から儀式があった。四方拝は天皇だけのものだが、元日節会で宮中や殿中に出仕した。(以上 Wikipedia )
下の写真は、我が家の正月の「床の間」と「仏壇」です。
正月の儀式として「屠蘇(とそ)」を「式三献」の手順で飲んでほしい。なぜなら、日本では祝い事には必ず式三献(三三九度)の儀式をしたのである。つまり式三献は儀式の定番であった。しかし現代では神式の結婚式以外にはなかなか体験する機会がない。このままでは式三献の伝統がすたれてしまうので、正月の神聖な気分を演出する意味でも、ぜひ家庭で毎年実行してほしい。
屠蘇を飲むには、寒鍋銚子と屠蘇三献という大中小の盃のセットを用意。屠蘇のエキスである「屠蘇散」は年末に薬屋や酒屋で売っている。それを大晦日に酒かみりんとともに銚子に入れ、一晩つけておく。
家族での「式三献」は幼長の順で飲む。家で一番年少の者に最上段の小さい盃を取らせる。屠蘇は子の成長を祈って親が注ぐとよい。三回に分けて注ぐ(もちろん儀式なので少量でよい)。儀式的に三杯注いだことにするためである。それを三口で飲む。こちらも三杯飲んだことにするためである。飲んだら杯洗で注ぎ、次の年少者に渡し、これをくり返す。最後は一家の長老が飲む。親には子が長寿を祈って注ぐとよい。一順したら、二番目の盃は、二番目に若い者に与え、そこから一順する(最後に一番若い者になる)。三番目の盃は三番目に若い者から一順する。すなわち、一人当たり三杯形式で三回、形式上計九杯飲んだことになり、これで「三三九度の式三献(略式)」をやったことになる。(出典;Google;作法 正月行事)