今年の天候は、作物の感覚を狂わせる様だ。我が家には「山椒の木」が3本あります。5本あったのが道路沿いの2本が数年前に枯れ、3本が元気に育っています。例年「山椒の実」は5月中旬以降で大体下旬が多いのだが、今季はその2本に先月末 花が咲いて直ぐに実が付き出したーーー。
下は一番大きい「山椒の木」に付いた実の拡大写真です(5/13)。
下はもう一つの「山椒の木」の実の拡大写真です(5/13 )。
山椒は三段活用の植物である。 いわゆる「木の芽」は若葉を楽しむもの。 初夏に見られる実山椒(青山椒とも)は、ちりめん山椒をはじめ、佃煮や塩漬けになる。 秋になると割山椒といって、熟した実がはじけて黒い種が現れる。(Wikipedia)
下写真は一番大きい「山椒の木」で、先端に新芽と花芽が出ています(5/3 )。
「山椒(サンショウ)」はミカン科サンショウ属の落葉低木。別名はハジカミ。原産国は日本であり、北海道から屋久島までと、朝鮮半島の南部にも分布する。若葉は食材として木の芽の名称がある。雄株と雌株があり、「山椒の実」がなるのは雌株のみである。 ウィキペディア
下写真は、もう一本の先端に小さな黄色い花を咲かせた「山椒の木」です(5/3 )。
下はその先端に咲く花の拡大写真です(5/3)。
下写真は、3本目の道路沿いの「山椒の木」で全体的に小柄で葉も小さいです。何かの蔓植物と共生していますーーーーー(5/3 )。
1)5月初旬 山椒の花は、花独特の柔らかで甘い香りが、高貴さすら感じさせてくれます。貴重なものですが、佃煮は最高級品。ステーキなどの付け合せや、しゃぶしゃぶの薬味などにも使用できます。
2)5月中旬〜下旬 種子の殻が白く粒は小さめで、香りも辛みもソフトです。佃煮など 柔らかく煮あげると、口の中でとろけるような食感と爽やかな風味がお口の中に広がります。
塩茹でしてアクを抜いてからご使用ください。佃煮など粒のままでのご利用がおすすめです。ちりめんや昆布などの佃煮をはじめ、中華や洋食などいろんな用途に今後期待されます。
3)6月初旬 種子の殻が半分くらい白く、香り・辛みともにしっかりしています。種の殻が固くなっているため、きざんだり潰してのご利用に向いています。糠床に入れると、カビや腐敗を防止し、爽やかな香りをつけてくれます。佃煮等には不向きですのでご注意ください。(以上 「かんじゃ山椒園」情報)
左写真は「山椒の雄花」で、右写真は「山椒の熟した果皮」(Wikipedia)
- 4)9 - 10月頃、果実の色が緑から黄色に変化したものを採集して陰干ししておくと、「果皮」が開いて黒色種子が出てくるので、種子を除いて果皮だけを集めたものを「山椒」とよんでいる。
- 熟した実の皮の乾燥粉末(粉山椒)は、香味料として鰻の蒲焼の臭味消し、七味唐辛子の材料として用いられる。この果皮が一般的に調味料として知られている部位である。乾燥粉末の状態で貯えておくと品質の劣化が激しく、精油が揮発して香りや辛味も大幅に損なわれる。なるべく果皮のまま貯えて使用前にグラインダー(胡椒を粉にする器具)で粉末にするか、密封して冷凍保存すると長期間、鮮度が保たれる。菓子類への利用では、五平餅に塗る甘辛のたれや、山椒あられ、スナック菓子のほか、甘い餅菓子の山椒餅、切山椒がある。(Wikipedia)