台風14号の影響で、雨が降り止まず三日目です。
地域によっては、豪雨・豪風で被害が出たり「大雨特別警報」が出て急遽 避難しているようですが、有難い事に当地はシトシト雨が続いているだけです。
畑作業は全く出来ず「オーガニック野菜畑」の話題はないので、10/5 に掲載した「道端で晩夏に咲く大きな花は!」の後談を掲載します。今回 紹介する大きな花は、前回掲載した道端の「ダチュラ」から50m位の場所に有りました。
10/1 の夜に撮った写真で、甘酸っぱい香水を零した様な強烈な匂いを発していて思わず周囲を探して、正体を見つけた訳です。道端の側溝端だが他人の敷地内ですがーー。
下写真左は、上記と同じ花の全体で雨天の夕方に撮りました(10 /7)。右写真は、雨が止んだ夜に撮りました(10/10 )。
雨が降ってる時でも、感じられる哀愁?花街?吉原?宮里?の香水の匂いーーーで、立ち止まりました。
WEBで調べると、10/5 の花と同類の「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」の様ですね!
下の写真は、全て「Google 」から転用しています。
(左写真は、Google; sc-engei.co.jp、右写真は、wish )
「ダチュラ属(Datura)」には8種ほどがあり、どれも大きな漏斗状の花を咲かせ、甘い芳香があります。草丈1mくらいで、花は上向きに咲き、実にはとげがあります。
そのうち、花壇で利用されるのは主に一年草のチョウセンアサガオと呼ばれるダチュラ・メテル(D. metel)で、八重咲きの品種も育成されています。また、多年草のアメリカチョウセンアサガオ(D. innoxia)が各地で野生化しています。これは、軟毛が密生し白い花を咲かせます。また、よく似たものに、一年草のヨウシュチョウセンアサガオ(D. stramonium var. chalybea)があり、畑の雑草となっています。1輪の花は短命で2~3日くらいでしぼみます。
かつてダチュラ属には、「エンジェルストランペット」とも呼ばれる木本性のブルグマンシア属(Brugmansia、キダチチョウセンアサガオ属)も含まれていましたが、現在は別属となっています。ブルグマンシア属は樹高2mくらいになり、花は下向きに垂れて咲きます。
ダチュラ属、ブルグマンシア属には強い毒性があり、食べると中毒を起こすので、扱いには十分注意してください。(Google;shuminoeng.jp 、写真は wish より)
「ダチュラ」とは、チョウセンアサガオの学名を元にした呼び名。若しくは、その名を持つキャラクター。キダチチョウセンアサガオを含めた属名である。オウム真理教が本草の毒による幻覚作用や自白作用をダツラの秘法と称し用いたため、現在はこの呼び名は園芸品種にはあまり使用されない。京極夏彦の処女小説『姑獲鳥の夏』では印象的な役割を持つのでこのタグがついたイラストが多く投稿されている。(dic dixiv.net 、右はそのイラスト)