「75才」になって!(1)の続きです。
平成30年(2018年)6月に、市内の整形外科に行きました。中年の医師は私の右手を見て自慢のMRIで頸椎を写し「頸椎症?」と診断、紹介された名古屋のある大学病院の整形外科で精密検査を受けたのです。
若い整形外科医は、2ヶ月に及ぶ様々な検査の結果、頸椎に大した異常はない!と診断、院内の精神内科を紹介、更に其処で約1ヶ月検査「右手腱鞘炎?」「右手根幹症候群?」。結局 整形外科医の「病名は付かない単なる加齢による右手中指付け根関節周辺の使い過ぎ疲労?、頸椎は異常なし」。痛み止めの薬と湿布薬を処方され2ヶ月分貰いましたーーーー。
その後 約1年 症状は右手中指付け根の腫れ・痛さは、右手の使い方の頻度により腫れ・痛さの増減を繰り返すだけで、正常に戻ることはなかった。歳だから?こんなもんかと半ば諦め、気にせずにゴルフは半分に減らし釣り・畑仕事などは普通通りやっていました。
今年(2020年)9月中頃、右肩周辺から右手全体にかけて痺れ・痛み、それが2、3日続いた。友人の内科医に相談「頸椎症」の典型的な症状で整形外科に行けと言われ2年前の市内の整形外科の再診察を受けたのです。
「頸椎症」に効く痛み止めの新薬?などの飲み薬による治療を始めたのです。しかし 約10日後に右肩から右手先にかけ今までにない様な痛みを伴う痺れが発生して「ステロイド系の点滴」をして右肩からの痛み・痺れは一応止まりました。だが両手指の先端の痺れは抑えられない様です。又 マッサージ機の様な外部からの振動が、右肩・右腕から背中に強烈な痛みの発生原因であることも分かりました。
そんな身体の症状で、今月初めに75才を迎えたのです。半身不随ではないが全く 情けない75才です。色々な付き合いの中、ゴルフ・釣りなどの誘いの多い10月です。医師に相談したら、ゴルフかい!やれるならやったらいい!良いスコアが出る様にもう一度点滴したらどうだい?と、2回目の点滴をしてくれました。
10月13日は昔悪仲間同士のゴルフ(1ヶ月振り)を予定(10月は後半に2回 ゴルフ予定、今回がプレイ再開のトライ)してたが、その前日の夜に右肩・背中・右腕・右手にかけ強烈な痛みが発生したのです。中々治らず、明日のゴルフは無理と判断、迎えに来る予定の友人に電話して状況を説明したのです。他の二人にもメールで断りを入れました。そしてもう二度と出来ない!と感じました。
昨夜 強烈な痛みで寝付けないので、普通飲む倍量のハルシオン(睡眠薬)を飲み寝たのです。当日 釣りをした疲れもあり、ぐっすり寝むれたのが原因なのか?不思議なことに、朝 4時頃に起きたら痛みが殆ど消えていました。
外はまだ暗い4時ですが、直ぐ服を着替え、恐る恐るだが全身を動かしてみました。手指先端の痺れだけで、手足は正常に動き何処にも痛みがないのです。首もゆっくりだが上下左右と動かし、回転させ大丈夫な様です。無性に嬉しくなり台所でコーヒーを沸かし、夜明けを待ちました。そんな理由で10/13 のプログは休みなんです。
日の出は6時近くですが、5時半を過ぎると多少明るくなります。明るくなって外に出て、庭にいつも置いてある7番アイアンを振ってみました。振れましたーーー!思いっきり振りました!振れましたよ!
7時を過ぎて、昨夜 迎えを断った友人に、プレイ出来そうだから予定通り迎えにきてくれ!と電話を入れました。
そんな訳で、丸1ヶ月の13日のゴルフは、正直言ってスコアは全くどうでも良かったのです。しかし 手先が痺れてのドライバーショットは無理でした。最初のホールは右にソケット気味のOB、打ち直しがピッチャーゴロ。2番ホールからはドライバーを使わず三番ウッド(スプーン)でプレーしまとめました。全ホール 何とか他の3人とプレーが出来、ひょっとした二度と出来ない最後のゴルフか!と思っていた私のとって感激のラウンドでした。(10/15 終わり)