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「プーチン大統領」の独裁の一環(2-1)

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「プーチン大統領」の残忍・非道の 5 件!

代表的な「ロシア連邦保安庁(FSB、元KGB)」が関与した暗殺事件 5 件を取り上げました。「プーチン大統領」が指示せずに、FSB職員が忖度した可能性も考えられます。

英内務省の公開調査委員会は21日、2006年にロンドンで起きたロシアの元情報将校アレクサンドル・リトビネンコ氏の毒殺事件について、ロシア人のアンドレイ・ルゴボイ容疑者とドミトリー・コフトン容疑者がロンドンのホテルでリトビネンコ氏(43才)の飲み物にポロニウム210を混ぜ毒殺したと断定した。又 ロシアのプーチン大統領が殺害を「おそらく」承認していたとする調査結果。

暗殺の動機については、リトビネンコ氏が英国の情報機関のために活動したことや、ロシア連邦保安庁(FSB、元KGB )やプーチン大統領に対する批判反体制派への関与を挙げた。リトビネンコ氏の妻マリナさんは、「夫は死の床でプーチン氏が関わっている」(2016,1/22、bbc.com、上写真は治療中の元スパイのリトビネンコ氏、下写真は1998年 記者会見する情報将校リトビネンコ氏)

 

報道記事や著書の中でプーチン大統領のチェチェン政策を痛烈に批判していたアンナ・ポリトコフスカヤ記者(48才)は、調査報道ジャーナリストの「エタローン」(鑑)だった。誠実で勇敢、人の痛みに鋭敏なこの女性が、2006,10/7、モスクワの自宅アパートのエレベーターで、何者かに襲われ、凶弾に倒れた。ジャーナリストや人権活動家に対する政治的暗殺の一つだが、ロシアの言論の自由は、取り返しのつかない代価を支払うことになった。

彼女の所属した新聞社ノーヴァヤ・ガゼータ紙は、元大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏がノーベル平和賞の賞金を基に1993年に創設した。以来、独立系を貫き、今日のロシアでは数少ない「表現の自由」を標榜する日刊紙である。ロシア社会に深刻な影響を与える人権問題を調査し、正確に伝えるメディアとして、国内外で認められている。しかし、その役割には犠牲がつきまとってきた。今まで記者や寄稿者が4人殺害されている。脅迫を受けたり襲われた者もいる(2006,12月 fact.co.jp)

 

ロシアの反プーチン政権指導者ボリス・ネムツォフ氏(55才)が2015年2月27日夜、モスクワ中心部で暗殺された。4発の銃弾を受けて死亡したという。
ネムツォフ氏らは3月1日にモスクワ南東部で、プーチン政権のウクライナ軍事介入に抗議する「反戦デモ」を計画。著名ブロガーのアレクセイ・ナワリヌイ氏元石油王ミハイル・ホドルコフスキー氏も呼び掛け人だった。ネムツォフ氏はエリツィン政権で第1副首相を務め、北方領土交渉にも関与した。(写真は暗殺されたネムツォフ氏、モスクワ)(JIJI.com,2012,4/8)

2020年8月「アレクセイ・ナワリヌイ氏」は暗殺されかけた(後日掲載)。「ミハイル・ホドルコフスキー氏」は、亡命中?

 

米首都ワシントンで2015年11月、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の側近だったミハイル・レシン元通信情報相(57才)がホテルの部屋で死亡しているのが見つかり、その後の調べで死因は、頭部を鈍器で殴られたことによる撲殺であることが分かった。地元警察は捜査に乗り出したが、殺された元側近は汚職やマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで米当局から内偵捜査を受けていたことから、事件の真相をめぐって謎が謎を呼んでいる。米当局はこれまで、死因について公表してこなかったが、ロシアの国営メディアは遺族の話として心臓発作を起こしたと伝えていた。(写真は、2000年8/28、モスクワのクレムリンでウラジーミル・プーチン大統領と話し合う、通信情報相だったころのミハイル・レシン氏。メディア統制に辣腕をふるった元大統領側近の死は、謎が謎を呼んでい、ロイター)(2016年、SANKEI EXPRESS)

 

2018年3月 閑静な英国の地方都市ソールズベリーで、英国とロシアの2重スパイだったセルゲイ・スクリパリ氏と娘のユリアさんは、「有毒な神経剤ノビチョク」で襲われた。2人は治療中だが、重体だという。ショッピングセンターの外のベンチに倒れこんでいた2人の元に駆け付けた警察官も、この毒物にさらされて「重症」(その後  死亡)だという。又 2人は事件の数カ月前からロシア当局に監視されていたことが分かった。(写真は「FSBに狙われたスクリパリ親子 」bbc.com)

ロシア政府は長年、寝返った元スパイに対しては特に強烈な怒りを向けてきた。2010年、ロシア工作員10人が米国で逮捕され、国外退去処分になった時、匿名のロシア高官が信用あるロシア紙に対し、裏切った脱出者を暗殺するため、殺し屋が送り込まれたと発言している。

最近では、英国や米国などの当局が、ロシア政府が絡む殺人に時に「見て見ぬふりをしていた」ことを示す状況が表面化している。

バズフィード・ニュース(オンラインメディアBuzzFeed)は、2017年の調査報道で、英国内で発生したロシア人またはロシアと関係のある人物の死亡案件14件、又 2015年11/15にクレムリンを批判する大統領側近だったミハイル・レーシン元情報通信相が米ワシントンのホテルで死亡(前述)した件を含め、米国内で発生した未解決の死亡案件数件を特定「暗殺とみられる」とする米情報当局者の発言を引用。(3月12日 AFP、写真は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領に随行してウラジオストクを訪れたミハイル・レーシン元情報通信相、2002年8月23日撮影、肩書きは当時、資料写真、(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV)


次回の「プーチン大統領」の独裁の一環(2−2)は、今年 起きて話題の「アレクセイ・ナワリヌイ弁護士」の暗殺未遂事件を取り上げました。

 

 

 

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