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2月初め「世界の貧民街(スラム街)」とは!

投稿日:

2月1日(木)曇り(3〜14℃、湿度80%、風速2〜3m/s 、体感温度 6℃、AQI 81-中程度、5:30 現在)

「世界の貧民街(スラム)」の掲載です!

世界の現在の都市人口は約39億人で、世界の総人口の54%を占めています。一方で、「スラム」の人口もそれに伴い増え続けているのが現状です。国連人間居住計画によると、2000年の7.6億人から、2013年には8.6億人に達したと推計されています。

都市住民全体に占めるスラム住民の比率が最も多いのはアフリカのサハラ砂漠以南の地域で、61.7%にものぼります。続くインドなど南アジアの国々も35%と高い水準を示しています。都市人口の増加によりスラム住民比率は減少傾向ですが、絶対数は減っていないのが実状です。

「スラム」とは一般的に、極めて貧しい生活状態の人たちが密集して暮らしている地区を指します。具体的には、教育や医療、最低限のインフラ利用など公共サービスが受けられず、居住者の健康・安全が脅かされている状態です。(右横写真はGoogle ;「代表的なスラム街」アピステ)

アジア地域は絶対数で見ると世界で最もスラム人口が多く、南アジアだけでも2.62億人のスラム居住者がいると言われています。特にスラムが集中している地域は、タイのバンコクや、インドネシアのジャカルタ、フィリピンのマニラやセブなどが知られています。

◉  インド・ムンバイダラヴィスラムが、最大規模のスラムの一つと言われている。

ムンバイは人口約2000万人を超えるインド最大の都市で、経済、金融、商業の中心地です。その中心部に位置するダラヴィには、人口の4割に当たる推定70〜100万人が約2.5平方キロメートルの狭い土地に押し込められている状況です。生活環境、衛生環境は劣悪で伝染病が蔓延するリスクを常に抱えています。公共のトイレが不足しており、数百人が列を作ることもあると言います。

◉  アフリカ:ケニアキベラスラム

世界でも特に多くの貧困層を抱えるアフリカには、ほぼ全域に渡ってスラムが存在しています。特にサハラ砂漠以南のサブ・サハラと呼ばれる地域は、都市全体に占めるスラム人口の比率が世界で最も高い地域です。

中でもケニアにあるキベラスラムはアフリカ最大のスラムと言われています。都市の中に密集していることが多いスラムですが、キベラスラムは首都ナイロビの郊外に約2.4平方キロメートルに渡って広がる巨大なスラム街です。ナイロビは東アフリカ随一の発展都市とされている一方で、国内全体において1日あたり2.15ドル以下で生活している貧困者の割合は29.4%(2017年)と格差が顕在化しています。キベラの居住者数に関して公式の統計は存在しませんが、およそ100万人が暮らしていると言われています。(上写真はGoogle ;「キベラスラム」note)

元々は戦時における傭兵達の軍用居留地でしたが、その後不法占拠され、出稼ぎ労働者によってスラムが形成されていきました。キベラスラムの住民は、6畳程の粗末な部屋を月約1800円ほどで借りて暮らしており、不法に引いてきた電線の電気を使って生活しています。トイレは20〜40世帯に1つしかなく、ゴミが至る所に捨てられており極めて不衛生な状態です。

 南米:ブラジルファヴェーラ

南米地域にもスラムが多く存在します。ベネズエラのカラカスやアルゼンチンのブエノスアイレスなどは犯罪が多発しており、世界的にも治安が悪い危険な地域として知られていますが、中でも有名なのはブラジルのスラム「ファヴェーラ」です。

ファヴェーラとは貧困地区の総称で、大都市の郊外など至る所に存在しています。リオデジャネイロのファヴェーラは最も人口の密集率が高く、市民の4人に1人が約2.1平方キロメートルの区域に暮らすスラム住民です。

リオデジャネイロはブラジル屈指の大都市で、家賃の高騰で住居を失った人々がスラムを形成していきました。また、公有地や所有権を巡った争いが起きている係争地などを不法占拠し、スラムができるケースも多くあります。スラムの居住者は低賃金の仕事にしか就くことができないため、元の生活に戻ることも困難で貧困から抜け出せない状況にあります。

さらに、山の斜面にあるファヴェーラは地形の特性上、大雨による土砂崩れなど災害による犠牲者を多く出しており問題が深刻化しています。

「インナーシティ」現象によって生まれる先進国のスラム

スラムは開発後進国だけではなく、欧米の先進国にも多く存在しています。

先進国のスラムは「インナーシティ」化によって形成される傾向があります。インナーシティとは、古くに建造された都心にある建物が老朽化してしまい、郊外にコミュニティが移っていく現象です。そのため逆に都心部が荒廃し治安が悪化、スラムが広がっていくのです。

典型的なインナーシティの問題を抱えている都市としては、アメリカのデトロイトやニューヨークのファイブ・ポインツ、イギリスのロンドン東部などが知られています。かつては工業都市として発展した場所ですが、経済変化による産業の衰退と共に企業の移転が相次ぎ、低所得者層が集まってスラムを形成していきました。

「ファイブ・ポインツ」は、アメリカ合衆国・ニューヨーク市のロウアー・マンハッタンに19世紀に存在した地区である。当地区の一部はコレクト・ポンドとして知られた淡水池を埋め立てることで生み出され、西のセンター通り、東のバワリー通り、北のキャナル通り、南のパーク通りが大まかな境界線であった。現在は区画整理されて存在しない。(Wikipedia)

EU内では、スペインのマドリードにある「カニャダ・レアル」が、ヨーロッパ最大級のスラムとして知られています。カニャダ・レアルは、危険度に応じて6つのセクターに分かれており、最大危険度にあたるセクション6は麻薬犯罪の温床になっています。

マドリッド郊外の現在カニャダ・レアルの町は、15キロメートルのルートに沿って、小屋から一軒家、さらにはアパートまで、一連の違法な建設物が集まるところである。それは、アベニーダ・デ・ラ・カニャーダ・デ・コスラダからマドリッドとゲタフェの市境まで広がり、コスラダ、リバス・ヴァシアマドリッド、マドリッドの市町村を横切っている。(上写真はGoogle;「カニャダ・レアルの全貌」World Wonder)

コスラダ自治体内の同地区の前には、アベニーダデラカニャーダ(通り)がある。これもカニャーダレアルルートの一部であり、以前は合法的に都市化されていたが、当初の家畜ルートの保護は無視されていた。現在は、自治体の市街地内に完全に統合されたままである。(上横写真はGoogle; 「カニャダ・レアル」世界の穴場スポットまとめ)

当初、違法建設の影響を受けたカニャダレアルの全地域は、リバス-ヴァシアマドリッドの自治体に入る中間セクションを除いて、マドリッドの自治体に属しており、さまざまなセクター(6セクター在り)の都市的側面で区別さている。(右横写真Google;Togetter)

ここで何が問題になっているのかといえば、昨年10月初めから約4000人の住民に該当する電気配信網に問題があり、停電状態が既に3か月以上続いている事だ。その原因はといえば、もともと、不法住居で、電線から不法に電気を引き入れている世帯が多い上、大麻等の違法栽培に工場並みの電気が使われており、例えば4名しか電気の契約がない地帯のインフラで1500名分の電気が消費されている様な状況が生じており、オーバー消費でインフラが通常に稼働していない事が問題になっている。 電気会社としては、少数しか契約していないので、それに応じたインフラを準備しているのに、その300倍の消費があるからインフラを整備しろと言われても、その筋合いはない。(上横写真はGoogle; 「カニャダ・レアル」世界の穴場スポットまとめ)

(以上 Google ; ameblo.jp より抜粋)

 

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