5月末になり昼間は夏と変わらない暑さが続いております。日中の畑の表面温度は、もう既に30℃超えですよ!だから野菜への水撒きや苗の定植は、夕方の5時以降になります。
下写真は、米国種「Egg Plant Blackbeaty(米ナス)」2株です。「米ナス」は茎も太く横に広がるので株間を広く取りました。黒マルチは再利用品ですので御理解下さい!
「ベイナス(米ナス)」はアメリカのブラックビューティという品種を日本で改良されたものと言われています。現在では各種苗メーカーから色々な品種が販売されており、「米ナス」とはこういったヘタが緑で表皮が濃い紫色の大型ナスの総称として用いられています。 (Google;旬の野菜百科)
下写真で左は「長なす」4株で、右は「大落花生」11株と株間に「韓国唐辛子」を11株定植した。「落花生(ラッカセイ)」はマメ亜科ラッカセイ属の一年草。食用にされる種子は別名ナンキンマメ、ピーナッツともいう。(Wikipedia)
下写真は真ん中に「大落花生」苗、コンパニオンプランツとしての「韓国唐辛子」苗に挟まれています。勿論 両方ともに自家採取種です。
下写真も同じで「落花生」は成長しても丈は40cm以下ですが、「韓国唐辛子」は70〜90cmになり邪魔にはなりません。
「落花生(ラッカセイ)」の原産地は南アメリカ大陸である。最も古い出土品は、ペルーのリマ近郊にある紀元前2500年前の遺跡から出土した大量のラッカセイの殻である。また、紀元前850年頃のモチェ文化の墳墓にあった副葬品にラッカセイが含まれていることから、ラッカセイが生活の中で重要な位置を占めていたことが分かる。その後、メキシコには紀元前6世紀までに伝わっていた。16世紀のスペイン人修道士の記録では、アステカ族はラッカセイを食糧ではなく薬と考えていた。また、カリブ海の島々でもラッカセイの栽培は行われており、そこでは重要な食糧とされていたという。ウィキペディア
下写真は自家採取種「ハラペーニョ(メキシコ唐辛子)」4株です。「ピーマン」「シシトウ」と同品種なんで混血になってる可能性があります。
「ハラペーニョ(Jalapeno)」とは、メキシコを代表する青唐辛子である。辛さは中程度。名称はその発祥の地といわれているベラクルス州のハラパに由来する。「ハラペノ」や「ヤラピノ」等と呼ばれた事もある。 酢漬けなどにして市販されているが、生で食べることもできる。 ウィキペディア
「韓国唐辛子」とは、日本より唐辛子を料理に多用する食文化を持つ韓国ですが、その唐辛子が日本から伝わったものだとすると、なんだか不思議な感じがします。 この唐辛子は青い状態で収穫されるものと、赤くなってから収穫されるものがあり、赤くなったものは辛みが強く、コチジャンなどにも用いられています。
我が野菜畑で、以前は「カイエンペッパー」「タイ唐辛子(プリッキー)」も栽培してたが、現在は「鷹の爪」「韓国唐辛子」「ハラペニョ」の三つの唐辛子だけを毎年 栽培しています。「カイエンペッパー」「タイ唐辛子(プリッキー)」は、ただ超辛いだけで味はないです。「鷹の爪」「韓国唐辛子」「ハラペニョ」の辛さは同程度で、「鷹の爪」はただ辛いだけですが、他の二つには味とコクががあるのです。
キムチは「韓国唐辛子」でないと美味くできないし、ピクルスを作るには「ハラペニョ」が必要なんです。唐辛子味噌を作るには「鷹の爪」より「韓国唐辛子」や「ハラペニョ」の方が風味が出て味わい深く仕上がります。
唐辛子類は以前のブログ(’18.8,22)や(’20.4.4)に掲載してあります。興味のある方は参照して下さい。